ドキュメンタリー「自分をあきらめない男」
近年、社会の中で見落とされがちな人々に目を向けることが求められています。そんな中、テレビ大阪のドキュメンタリー番組「ドキュメンタリー7」は、特に社会的に弱い立場の人々や、その人々を支える方々に焦点をあてたシリーズを展開しています。そのシリーズの第35回目は、脳性まひを抱える畠山亮夏(はたけやまりょうか)さんにスポットライトを当て、彼の不屈の精神と挑戦を描きます。
脳性まひとの闘い
畠山亮夏さんは、大阪市に住む若者です。生後10ヵ月の時に「アテトーゼ型の脳性まひ」と診断され、体は思い通りに動かない運動障がいを抱えることになりました。母親の織恵さんは、長年にわたって「どうしたら彼が自分自身を好きになれるのか」を考え、様々な方法を模索してきました。彼の経験は、単なる障がいの克服に留まらず、同様の境遇にいる他の人々にも希望を与えるものでした。
体験を教科書に
高校を卒業後、畠山さんは一般社団法人「HI FIVE」を設立し、社長として自身の道を切り開いていきます。その活動の一環として、年に10回ほど講義を行っています。彼の講義はもちろん、彼自身の経験を元にした身体への配慮や、医療・福祉を学ぶ学生たちに対するリアルなアドバイスを提供するものです。
特に亮夏さんが教える授業では、脳性まひの特性に基づき、どのように服を着せるか、どのように生活をサポートするかといった実践的な知識が学べます。彼の授業は高く評価され、多くの学生たちに感動と学びを与えています。
新たな一歩
亮夏さんは、昨年8月から一人暮らしを始めました。ヘルパーの支援を受けながらも、家族から自立するという挑戦に踏み切ったのです。この一人暮らしを通じて、彼はプライベートを充実させるため、お茶会をオンラインで企画し、SNSを通じて多くの人たちを招待しました。
彼が梅田のカフェでおしゃれをしていると、集まった人々は彼の生き方に共鳴し、様々な悩みを共有し合います。彼の明るい笑顔と前向きな姿勢が、多くの人に勇気を与えるのです。
共感の輪広がる
亮夏さんの生き方は周囲の人々に共感を呼び、彼の発信力はますます広がっています。他者とのつながりや、自分自身の経験をもとにした支援の輪が大きくなり、一人ひとりの思いが交錯しています。
これからの目標
畠山亮夏さんは、今後も自身の経験を通じて、様々な講演会や活動を通じた社会貢献を続けていく意向を示しています。彼の挑戦は終わることなく、より多くの人々に影響を与え続けることでしょう。彼の姿勢や生き方は、私たちに大切なメッセージを伝えてくれます。
(番組情報)
- - 【タイトル】「ドキュメンタリー7」
- - 【放送局】テレビ大阪
- - 【放送日時】2026年2月28日(土)午前11時~11時30分
- - 【番組HP】テレビ大阪
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