日本フットサルトップリーグの2025-26シーズン総括
2025-26シーズンの日本フットサルトップリーグが、名古屋で開催された「第3回FリーグU-18フットサル大会」をもって無事に終了しました。この一年を振り返る中で、理事長の松井大輔氏は多くの方々への感謝の意を表明。特にファンやスポンサー、地域の関係者たちの支えがあってこそのシーズンであったと述べています。
松井理事長が初めてフルシーズンにわたって運営を担った今季は、選手やクラブ関係者の意見を直接聞くために、多くの現場に足を運びました。これにより、次第に明らかになったニーズをもとに、事業の拡充とリーグの価値向上を目指した取り組みが実を結びました。
理事長は「petit à petit(少しずつ)」という理念を掲げており、これを基に5つの分野—「クロスボーダー」「グローバルマインド」「ネクストジェネレーション」「ファンビルド」「ソーシャルグッド」—を軸にリーグ運営を進めています。そして、今シーズンは新たなパートナーシップを確立することで、これらの取り組みを具体的な成果に結びつけることができました。
特に印象深かったのは、メットライフ生命保険とのパートナーシップ。リーグタイトルパートナーとして、男女リーグのブランド強化を目的とし、クリエイティブな共創や観客動員の強化を試みました。これらの活動は、今季のシーズンを象徴する重要な成果となりました。
また、試合配信に協力した株式会社ドワンゴ、特別番組や公式映像制作のサポートをいただいたBS日テレ、SNS運用の支援を行った株式会社アッツのご協力によって、リーグの情報発信力も大いに向上しました。さらに、KINやブライセンといった企業との非競技領域での連携もあり、育成年代大会や障がい者サッカーとのコラボイベントなど、社会的責任を果たすための活動も進められました。
ファイナルシリーズでは、イタリアのミネラルウォーター「Acqua Panna」からの支援もあり、選手や大会運営に役立てられました。加えて、アビームコンサルティングが提供する「ABeam AWARD」によって、クラブの活性化に貢献するパートナー企業も増加し、このような連携がリーグ運営の推進力となると強調されています。
今季の実績を経て、松井氏は今後の展望についても言及しています。2026年には20回目のキックオフを迎え、2027-28シーズンには「Fリーグ20周年」と「女子Fリーグ10周年」という大きな節目が控えています。これに向け、リーグ価値向上と持続可能な成長を目指し、関係者と協力を深める意向を表明しました。
松井氏は、アリーナを地域の人々が集まる場所、「社会インフラ」としての役割を持たせたいとの考えを示しています。週末に家族が集まるショッピングモールのように、楽しさや感動を共有できる空間を創ることが目標です。これにより、コミュニティが形成され、誰もが応援団になれる環境を実現したいと考えています。
来シーズンも「petit à petit」の精神で、着実にリーグの発展に取り組む姿勢を示した松井大輔理事長。ファンやスポンサーのさらなる協力を仰ぎつつ、「日本一、幸せの密度が高い場所」を目指して進む日本フットサルトップリーグの未来に、一層の期待が寄せられます。