QT DIG∞、LJL 2025 GRAND FINALで非凡な勝利を達成
プロeスポーツチームの「QT DIG∞」が、9月15日(月)にASH WINDER Esports ARENAで開催された「League of Legends Japan League 2025 GRAND FINAL」での戦いにおいて、見事初優勝を飾りました。この勝利は、次年度のLeague of Legends Championship Pacific(LCP)昇格・降格トーナメントへの出場権も意味しており、さらなる飛躍の舞台を手に入れました。
日本国内のeスポーツ大会「LJL」は、合同会社ライアットゲームズが公式に運営するもので、MOBAゲーム『League of Legends』を舞台にした競技です。参加する様々なチームが集まり、アジア太平洋地域で行われるLCPへの挑戦権を争う熱い戦いが繰り広げられます。QT DIG∞は、レギュラートーナメントに途中から合流しましたが、その後6チームの中で4位に食い込み、LJL FINALSトーナメントへ進出しました。
競技の経過と勝利
LJL FINALSトーナメントでは、QT DIG∞は初戦でチャンピオンシップポイント1位の「REJECT」に敗北し、Lower Bracketからのスタートを余儀なくされる展開となりました。しかし、彼らは逆境を乗り越え、厳しい試合を勝ち抜いてGRAND FINALに進出します。
GRAND FINALでは再びREJECTと対戦し、今度こそその名誉を取り戻す好機が訪れました。3本先取のBO5形式において、QT DIG∞は見事パフォーマンスを発揮し、3-1で勝利を収めました。この勝利により、彼らは2018年の初参戦以来の念願の優勝を果たしたのです。
選手たちの声
試合後、チームは喜びを分かち合い、選手たちはそれぞれの思いを述べました。トップレーナーのWashidai選手は、苦労を共に乗り越えた仲間との勝利が嬉しいと語り、次のステージへの意欲を示しました。ジャングラーのVan選手は、加入したてでの優勝に不安があったものの、信じてもらえたことでこの結果につながったと感謝の言葉を述べました。
ミッドレーナーのDICE選手も、これまでの努力が報われたと感じながらも、さらなる向上を誓いました。そして、ADCのYuhi選手はチームリーダーとして、またMVPとしての評価を受けたことに光栄を表し、これからも挑戦し続ける意志を強調しました。サポート役のhetel選手も、チーム全体の努力が実を結んだことに感謝し、今後も全力を尽くす姿勢を見せました。
QT DIG∞の挑戦は続く
QT DIG∞は、今後も幅広いeスポーツ活動を通じて、ファンに熱狂と感動を提供するため挑戦し続けます。彼らの本拠地は福岡の「esports Challenger’s Park」で、現在、40名を超える選手が所属しています。運営を担う株式会社戦国は、eスポーツの無限の可能性を追求しており、選手の育成やイベントの企画など多岐にわたる活動を行っています。
公式HPやオンラインストアも運営しており、ファンのサポートを受けながら更なる高みを目指すQT DIG∞の今後に期待が寄せられています。彼らの活躍を通じて、eスポーツが持つ情熱や文化を日本から世界へ発信していくことで、次世代の選手たちへの憧れの対象となることを目指しています。