中谷潤人の統一戦
2025-08-11 05:24:23

中谷潤人が語る統一戦の熱戦!WOWOWでの思い出の一戦とは

中谷潤人が振り返る熱戦!WOWOW特集



8月11日午後9時から放送されるWOWOW『エキサイトマッチSP』で、WBC・IBF世界バンタム級チャンピオン中谷潤人が、6月に行われた西田凌佑との統一戦を振り返ります。この試合は、東京・有明コロシアムで行われ、観客の期待が高まる中、サウスポー同士のボクサーによる白熱した戦いが繰り広げられました。

中谷は試合後に「戦っていて楽しかった」と再び自信を見せました。この日の試合では、彼は6回TKOで勝利を収め、WBC王座にIBFのベルトも加え、これで彼の戦績は通算30戦全勝(23KO)となりました。さらに、この試合は年間最高試合との評価も受けました。彼は「練習してきたことが出せて勝てたのがよかった」と語り、その勝利の喜びを実感しているようでした。

有利な中谷と西田の実力


試合前、専門家の間では中谷が有利との見方もありましたが、IBF世界王者である西田も侮れない相手です。年齢も同じ28歳で、体格もほぼ互角。実際、西田も負け知らずの実力者でした。

試合が始まると、中谷はスタートから攻撃的な姿勢を見せます。「試合前から1ラウンドから積極的に行くつもりだった」と振り返り、相手を意識していたと思うが、その想定を上回る展開でペースを掴めたと自信をのぞかせました。試合中のスタミナについても、「十分な練習をしてきたので不安はなかった」と強調しました。

しかし、試合が進むにつれて、状況は変わります。西田が反撃を試みる中で、中谷は彼の動きに注意を払い、特に右目周辺の腫れや、右肩の異変に気づいていました。こうした変化を敏感に察知し、戦略を変更していく巧妙な姿勢が印象的でした。

作戦通りの進行


5回と6回に入ると、中谷は再び強引に打っていきました。彼は「体にダメージを与える作戦だったので、右肩を狙った」と語り、より攻撃的になる様子が見て取れました。結果、試合は6回に西田陣営が棄権を申し出て終了。中谷の勝利によって、両者の戦いは締めくくられました。

この試合の結果は中谷にとって嬉しいものでしたが、彼自身「大振りが多かった。もっとスマートに打てたはず」と反省の意も忘れませんでした。自身の課題を見つめ直す姿に、今後の成長を感じます。

今後のキャリアに注目


中谷は、王座を返上しスーパー・バンタム級へ転向する可能性が高いと伝えられています。来年5月に井上尚弥との試合が予想されており、そのための準備を進めているとのこと。今後の試合スケジュールについても注目が集まります。特に、12月に予定されている井上尚弥の次防衛戦への参加が期待されており、これが際立った要素となるでしょう。

「いまはスーパー・バンタム級を考えながらトレーニングしている」と語る中谷。体重が階級を超えるにあたって必要な筋力や瞬発力、パワーを意識し、猛暑の中ジムワークを続けています。彼の将来に向けて期待が高まるばかりです。

WOWOWの『エキサイトマッチSP』では、この試合の深層に迫る内容が展開されます。中谷潤人と西田凌佑、さらには那須川天心の前哨戦も視聴者を惹きつけることでしょう。


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