クルマ寄付パートナー始動
2025-07-15 20:58:21

「クルマ寄付パートナー」が始動し、社会を豊かにする新たな仕組みとは

2025年7月15日、一般社団法人日本カーシェアリング協会が「クルマ寄付パートナー」という新しい取り組みを発表しました。このプロジェクトは、災害や生活困窮により車が必要な人々を支援することを目的にしており、寄付を通じて多くの人々に「クルマ」を届けることを目指しています。

この発表に際し、記者会見が実施され、25社もの企業や団体がこの活動に登録したことが報告されました。中でも、8社がオンラインで参加し、支援が必要な方々への期待感とともに、彼らの声も届けられました。これは、車の寄付を通じて広がる支援の輪を示しています。

日本カーシェアリング協会の背景と目的


日本カーシェアリング協会は、東日本大震災を契機に設立されました。これまでに約600台の車を寄付で集め、無償レンタカーを提供したり、生活困窮者やNPOへの低額カーリースを実施してきました。また、使われない車についてはリサイクルされ、支援活動の資金として再利用されます。これにより、必要な支援が次々と実現される仕組みも構築されています。

クルマ寄付パートナーの概要


この新制度は、一般の方や企業が所有する車を売却や廃車する代わりに、寄付する選択肢を提供します。例えば、営業車やリースアップの車両の一部を寄付することができ、簡単かつ自分たちのペースで参加できる環境を整えています。

駐車場に眠っている車両や使用しなくなった車を寄付することで、支援が必要な地域や人々へ車を届けることができ、 車の寄付を通じて社会をより良くする活動につながるのです。

パートナーシップの形と特典


「クルマ寄付パートナー」には、リーディングパートナー(10台以上の寄付)、アクティブパートナー(1台以上の寄付)、イイネ!パートナー(賛同のみ)の3種別があります。各パートナーには特典があり、社名やロゴの掲載、認定証の発行など、参加の意義を高める仕組みが整っています。また、これにより、助け合いの機運が高まり、寄付者と受け手との交流が促進されます。

寄付の対象と仕組み


寄付の形は、活用寄付とリサイクル寄付の2つに分かれています。活用寄付は、災害支援や高齢者の移動支援に用いるため、一定の条件をクリアした車両が対象となります。一方、リサイクル寄付は、状態に関係なく、壊れた車や使わない車を対象に行われ、資源として再利用される仕組みです。

未来への展望


今後、2026年には100社のパートナー登録を目指しており、個人の寄付者も歓迎とのこと。新たな絆で支援の輪を広げ、「寄付者でつくるやさしい未来」を目指しています。

この「クルマ寄付パートナー」を通じて、私たちの車が誰かの生活を助け、支える力になります。ぜひ、この取り組みに共感し、一緒により良い社会を築いていきましょう。もっと詳しい情報は、協会のウェブサイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。