友だちが選ぶ!ECアプリ『Atouch』導入で売上向上を実現した菊地の成功事例
全国的な理美容商材の卸売に特化した株式会社菊地は、初のBtoCブランド「mih(ミー)」の立ち上げを行った。彼らは、コミュニケーションECアプリ『Atouch』を導入することで、売上の約60%を獲得するという驚異的な成果を上げた。この成功の裏には、多くの消費者との繋がりを生み出すための巧みな戦略があった。
株式会社菊地のプロフィール
株式会社菊地は、主に理美容室向けに美容商材や機器の卸売を行う企業で、同時に経営やマーケティング支援などのコンサルティングサービスも展開している。2025年には、BtoCブランド「mih」の立ち上げを果たし、北海道日本ハムファイターズとのコラボレーションを通じてプロモーションを行い、オール北海道素材を生かしたハンドクリームなど魅力的な商品を展開している。
直面した課題とLINE活用への期待
「mih」立ち上げ当初、企業はECに初めて取り組むことになり、北海道の多様な消費者に商品を届けるためには、実店舗だけでなくオンラインでの販売が不可欠だった。しかし、一般的なECサイトでは消費者との関係構築に課題が残っていた。そこで、LINEの普及率および株式会社ガバットプラスによる紹介をきっかけに『Atouch』との出会いがあった。LINE上で商品紹介から決済までを行える手軽さと親しみやすさが、導入の決定要因となった。
スムーズな導入と販売戦略
『Atouch』の導入は契約からわずか1ヶ月半で完了し、リッチメニューの設計のみでスタートすることができた。この導入スピードは、一般的なECモールに比べて非常に迅速で「100倍楽」という感覚を抱かせるほどだった。そして、LINEを活用することで、商品の魅力や背景、使用方法などを効果的に伝えられるようになり、ユーザー離脱を防ぐことができた。
現状、売上の約60%が『Atouch』経由で、友だち登録者の約90%が実際に購入に至っている。これは、LINE上での販売戦略が成功した証である。アマゾンなどのECモールで新規顧客を集客し、それらの顧客をLINEに誘導したことで、選手のオフショットや限定画像など、ファンとの関係を強化する独自のコンテンツを提供した。さらに、北海道日本ハムファイターズの冠試合時には、来場者へのLINE訴求も行い、試合日に登録した顧客が後日購入につながるケースも多く見受けられた。
未来への展望と顧客とのつながり
これから株式会社菊地は、LINE友だち数を1万人に増やすことを目指し、北海道内の企業との連携を円滑に進める計画を立てている。「お客様がワクワクする買い物体験の場」を提供するため、LINEと『Atouch』を駆使したファンマーケティングを推進していく方針である。今後のデジタル戦略に期待が高まる。
まとめ
『Atouch』による新たなコミュニケーション体験を通じて、株式会社菊地は確かな成果を上げていることが分かった。これからもこのシステムを用いた新しい挑戦が、消費者との強固な関係を築く手助けをすることだろう。詳細な情報およびインタビューは、公式サイトで確認できる。
Atouchの特徴
『Atouch』は、LINEのトーク上でスムーズに商品選定と決済ができるのが特徴で、ストレスフリーなショッピング体験を提供している。これにより、事業者は売上機会を最大限に生かし、ビジネスの成長を加速することができる。なお、これからも様々な機能の追加が行われる予定だ。
企業情報
IRISデータラボ株式会社は、2020年よりLINEやYahooと協力し、地域のコロナ対策アカウントをサポートしてきた実績がある。同社の『Atouch』により、企業はLINEトーク上で商品をスムーズに陳列し、決済まで迅速に行うことが可能となる。例えば、2024年度にはデジタル電子チケットやライブコマース機能の導入が予定されており、ECの新しいスタイルを提案していく。「ECを、もっと、みんなのそばに。」という理念をもとに、顧客に新たな価値を提供することを目指している。