個人が生み出す新たな風潮、芸能人ブランド特集

1月20日発売の「WWDJAPAN」では、芸能人の力が生み出した14のブランドにスポットを当てた特集が展開されています。個々の芸能人が自己表現を通じて作り出すブランドは、ただのモノを超え、彼ら自身のストーリーを伝える重要な要素となっています。本特集では、支持されるブランドがどのようにエモ消費の波に乗り、商品の背後にある感情的なつながりを築いているのかを読み解きます。

特集の表紙を飾るのは、2023年に「ニューナウ」というアパレルブランドを立ち上げた俳優・榮倉奈々。彼女の起業への道のりは、モデルや俳優としての経験を生かし、自身の変化を語る貴重な機会です。そのほか、知名度のある佐々木希やYOSHIKI、EXILE NAOTOなど、多岐にわたる15人の芸能人が名を連ねています。彼らのブランドの背後には、それぞれ独自のビジネス観やストーリーが存在し、私たちに新しい視点を提供してくれます。

たとえば、YOSHIKIの「メゾンヨシキパリ」は、音楽とファッションが融合した特別な世界を提案し、一方で紗羅マリーの「イロジカケ」は、日常に彩りを与えるアイテムを展開。これらのブランドは、消費者がただ商品を選ぶのではなく、その背後にある意義や感情に共感することを促しています。このように、ブランドは消費者との心のつながりを築くための原動力となっているのです。

さらに、特集の最後には、芸能人ブランドを取り扱う商業施設や通販サイトの担当者からの意見も紹介されています。彼らは、現在の市場のトレンドや今後注目すべきブランドについてアンケートに回答し、我々に貴重な洞察を提供しています。

また、特集に続く形で、中国専門ジャーナリスト高口康太氏による中国商業施設のビジネスモデルの変化についても考察がなされ、海外ページではバイデン大統領による「TikTok禁止法」を巡る動きが取り上げられます。

ファッション＆ビューティパトロール部分では、渥美昌子氏が手掛ける「ムードイズミー」の周年パーティーの模様が紹介され、ファッションとビジュアルの融合をお楽しみいただけます。

個人の力が強く影響を及ぼす時代。紙面を手に取って、ぜひこの特集を深く味わってみてください。そこには、今後のビジネスのヒントが隠されています。