全豪オープン2025、錦織圭や大坂なおみが抱える意気込みとは？

全豪オープン2025がついに開幕

2025年1月12日（日）、待望の全豪オープンテニスが幕を開けます。WOWOWは、今年最初のグランドスラムを毎日生中継する特別な時期に入りました。全コートでのライブ配信を行い、観戦者はお気に入りの選手たちの試合を見逃すことなく楽しめます。

今回の大会では、男子シングルスに出場する錦織圭選手、西岡良仁選手、ダニエル太郎選手、そして女子シングルスには大坂なおみ選手、内島萌夏選手、日比野菜緒選手がいます。各選手が大会を前に、WOWOWの独占インタビューに応じました。

錦織圭選手の復帰への思い

4年ぶりの全豪オープン出場となる錦織選手は、満を持しての挑戦となります。2021年からのブランクを経て、昨年11月にはATPチャレンジャー・ヘルシンキで優勝、続くATP250香港では準優勝を果たし、コンディションは徐々に回復中です。錦織選手は「慣れ親しんだ場所に帰ってきた」という気持ちを語りつつも、新たな挑戦にも意欲を見せています。

1回戦では、ブラジルのT.モンテーロ選手との対戦が待っています。彼は爆発的なサーブを持つ選手ですが、錦織選手は過去の経験と自信をもって挑む構えです。これまでの苦難を乗り越え、しっかりと試合を楽しむ姿勢を見せています。

大坂なおみ選手の復帰への決意

次に注目したいのが女子シングルスの大坂なおみ選手です。出産後、ツアーに復帰してから1年が経過し、彼女の視線は優勝へと向かっています。大坂選手は「全豪オープンはサンシャインスラム」と語り、この大会がポジティブなエネルギーを与えてくれると信じています。初戦ではフランスのC.ガルシア選手と対戦します。

大坂選手は新コーチであるモラトグルー氏とコンビを組み、さらなる成長を目指しています。自身のサーブやグランドストロークに自信を持ちながらも、対戦相手の強さも理解し、しっかりと戦い抜く覚悟を感じさせます。

迫る新世代への挑戦

男子シングルスには前回王者のJ.シナー選手を筆頭に、C.アルカラス選手など、次世代のスターが揃っており、彼らの動向にも注目が集まります。昨年はシナー選手とアルカラス選手が主要タイトルを分け合い、次回の優勝を狙うシナー選手の連覇や、アルカラス選手の生涯グランドスラムの達成など、ドラマが期待されます。

女子側でも、A.サバレンカ選手とI.シフィオンテク選手が激しいトップ争いを繰り広げており、新たな才能の台頭も見逃せません。C.ガウフ選手やジャン・チンウェン選手の存在が、女子テニスの未来を照らすことでしょう。