子育て世代の夏休み実態調査！エンタメ時間が心のサポートに

子育て世代の夏休みとおうちエンタメの実情

夏休みは子どもたちにとって楽しみな季節ですが、親にとっては一息つく暇もなく忙しい日々が続きます。特に、在宅勤務と育児が重なるこの期間は、ストレスが増加すると感じる親が多いことが、パナソニックの調査結果から明らかになりました。調査対象は20代から50代までの男女で、800名もの親たちのリアルな感覚を探ります。

夏休み中のストレス増加

調査によると、夏休み期間中に「普段よりストレスが増えた」と感じている親は2人に1人にのぼります。その主な理由は、3食の準備や子どもに常に付き合う必要があるといった負担の増加。そして、自分の時間が減るという悩みが後に続いています。このことからも、働く親たちにとって夏休みがいかに厳しい時期であるかがうかがえます。

限られた自分時間

次に、夏休み中の親の「ひとり時間」についての回答を見ると、1日2時間未満が多く、特に30代女性では半数以上が「ほぼない」という結果となっています。値を見てみると、30分未満の自分の時間を持つことすら難しい、というのが親たちの実情です。忙しい育児の合間に、少しでも自分のための時間を確保したいと願う声が聞こえてきます。

リフレッシュはおうちエンタメ

このような状況下で、リフレッシュの方法として最も多くの親が挙げたのは、YouTubeでの動画や音楽視聴です。続いて「ドラマやアニメ・映画」を見るといった方法も人気で、様々なコンテンツが疲れた心を癒す手段となっています。特に、視聴のタイミングは子どもが寝てからが多く、7割以上の親がこの時間帯を利用して自分だけのひとときを楽しんでいます。

約4割の親が、ドラマや恋愛リアリティ番組を見て夜更かしする経験があると答えており、自宅での“おうちエンタメ”が、いかに貴重な心のケア手段であるかが明らかになりました。