プチョン映画祭受賞
2025-07-14 09:46:42

プチョン映画祭で日本企画が大躍進!VIPO支援で受賞続出

プチョン映画祭での快挙!日本企画2作品が立て続けに受賞



アジア最大のジャンル映画祭「プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」で、日本の映画企画が大きな成果を上げました。この映画祭の併設企画マーケット「NAFF It Project」は、新進気鋭の作品が集まり、国際的な映画製作の場として注目されています。特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の協力を受け、厳しい審査を経た2つの日本企画が見事に受賞を果たしました。ここでは、その詳細をお伝えします。

VIPOの支援で輝く未来



VIPOは、経済産業省の支援を受けて、この重要な映画祭への参加をサポート。その中で選ばれたのが、以下の2作品です。

1.『WASH AWAY/洗浄』



この作品は「Asian Discovery Award」を受賞しました。この賞はアジアのジャンルシネマ界の新星に贈られるもので、500万韓国ウォンが授与されます。監督の宮原拓也氏とプロデューサーの林健太郎氏、下條友里氏(Nothing New)のコメントが寄せられています。

宮原拓也監督のコメント

「大きな賞に選んでいただき本当に嬉しく思っています。NAFF It Projectでの出会いや対話を通じて、私たちの企画の可能性を再評価する良い機会となりました。どのようにして観客と出会える映画にするか、引き続き努力していきます。」


林健太郎プロデューサーのコメント

>「まだ小規模なレーベルですが、私たちの挑戦にこうした評価をいただき、大変光栄です。世界に向けて尖った映画企画を持って進んでいきます。」

このように、受賞の裏には強い想いが込められています。彼らの情熱が、新たな日本映画の未来を形作っていくことでしょう。

2.『Lovely Ugly Your Friend/うるはしみにくしあなたのともだち』



次に受賞したのが、「Mocha Chai Award」です。この賞は、ポストプロダクション作業の権利として35,000米ドル相当を受け取れるもので、監督の安川有果氏やプロデューサーの久保田恵氏、宮森翔子氏、脚本の小林達夫氏からのコメントも消えることなく、意気込みを示しています。

安川有果監督のコメント

「プチョンでのピッチングは国際共同製作の可能性を考える貴重な機会でした。この経験を基に、さらに強い企画に仕上げていきます。」


久保田恵プロデューサーのコメント

>「多くの参加者との対話を通じて、国際競争力を持つ企画へと成長させることができました。」

彼らの情熱と共に、これからの作品に期待が高まります。

NAFF It Projectの意義



「NAFF It Project」は、2025年7月4日から8日までの開催に向けて、世界中から選ばれた約20の映画企画が集結します。このマーケットでは、監督やプロデューサーが国際的な出資者や映画祭プログラマーとミーティングを重ねることで、資金調達や国際共同製作の可能性を探り、真の映画創作の場を提供しています。

結び



プチョン国際ファンタスティック映画祭での受賞は、日本映画界にとっても大きな一歩です。VIPOの支援を受けたことで、それぞれのプロジェクトが新たな光を放つ可能性を持っています。アジアの舞台での活躍を通じて、彼らの作品がどのように成長していくのか、今後の動向に注目が集まります。


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