自転車競技を支える新制度──JPF奨学金制度第2期生募集開始

JPF奨学金制度第2期生募集開始

株式会社JPF（本社：東京都千代田区）は、自転車競技に情熱を注ぐ学生をサポートするために、2025年度より新たに設立された「JPF奨学金制度」の第2期生の募集を発表しました。今回の制度は、自転車スポーツを愛する学生が学業と競技を両立し、将来のキャリア形成に寄与することを目的としています。

自転車競技の魅力を広める

JPFは「自転車競技をメジャースポーツに」というスローガンを掲げ、競技環境や人材育成に尽力してきました。公益財団法人日本自転車競技連盟（JCF）が推進する「アスリート育成パスウェイ」を支持し、自社が管理する公営競技場を中心に、多くの子どもたちが自転車と触れ合える機会を提供しています。これは、新たな世代のアスリートたちが競技を楽しみ、成長するための基盤となっています。

このような活動を基に、JPFは「アスリート育成パスウェイ」を体系化し、それに基づく奨学金制度を設立しました。この制度は、希望する若者たちが学業と競技の両立を実現し、さらに成長できる環境を整えることを目指しています。

第2期生の募集要項

今回の第2期生の募集では、高校3年生も対象に加わります。これにより、より多くの若者が自転車競技への挑戦を行いやすくなります。応募資格は以下の通りです。

1. 2026年4月1日時点で大学に在籍予定の方
2. GPA 2.0以上（高校生は平均評定3.0以上）
3. JCF公認選手ライセンスを保有
4. 英検3級、TOEIC300点、TOEFL iBT40点、IELTS3.5以上のいずれかを保有
5. 将来、自転車業界に関与したい意志があること

奨学金の支給は、Aランク、Bランク、Cランクの段階に分かれており、それぞれ最大120万円、60万円、24万円が支給されます。また、支給期間は2026年4月1日から2027年3月31日までの1年です。応募は2025年8月から12月まで受け付けます。