BYD電気バス初披露
2025-06-05 11:58:53

神戸で初披露されたBYDの大型電気バス「K8」と中型「J7」体験イベント

BYDがバステクフォーラムで新型電気バスを初披露



2025年5月23日、神戸総合運動公園にて行われた第1回「バステクフォーラム」に、ビーワイディージャパンが初参加しました。このイベントでは、注目の大型電気バス「K8」と中型電気バス「J7」が展示され、訪れた多くのバス業界関係者から大きな関心を集めました。

BYDの電気バスの特徴



BYDは全国において約400台の電気バスを納車しており、国内市場のシェアは約70%を占めています。多様なラインアップを揃えているBYDの電気バスは、その品質の高さと利便性から広く認知されています。特に、今回のフォーラムでは最新技術を駆使した2台が注目を浴びました。

中型電気バス「J7」



「J7」は、日本特有の中型路線バスのニーズに特化して設計されており、全長8,990mm、幅2,300mmというサイズ感で、効率的な走行が可能です。

  • - バッテリー容量: 216kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、充電にかかる時間は約3時間です。
  • - 航続距離: 約200kmと長距離運行も安心。
  • - 乗車定員: 都市型では最大58人、郊外型では54人の乗客が収容可能で、快適な運行を実現しています。これまでに多くのバス事業者からの要望を受け、優れた運行性能が担保されています。

大型電気バス「K8」



一方で、大型電気バス「K8」は、都市部の輸送ニーズに応えるために設計され、全長10,500mm、幅2,495mmのサイズです。駆動の性能も高く、定格出力200kWに加え、最大トルクは860Nmという強力なモーターが搭載されています。

  • - バッテリー容量: 314kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーで、充電にかかる時間は約3.5時間。
  • - 航続距離: 約240kmと、長距離を楽々走行できます。
  • - 乗車定員: 都市型バスで最大80人、郊外型では76人が乗車できるため、大人数での移動も安心です。

この「K8」は、その優れたデザインに加え、人気のEVセダン「BYD SEAL」のラッピングが施され、会場内でもひときわ目を引いていました。試乗体験の開始から全ての枠が完売するほどの盛況ぶりでした。

バステクフォーラムの魅力



このバステクフォーラムは、最新の技術動向を体感できる体験型イベントとして、各自動車メーカーやバス事業者が参加。運転体験試乗のコーナーも設けられ、多様な電気バスを実際に運転する機会が提供されました。これにより、技術や製品を細部まで理解し、実際の運営に活かすための情報交換が活発に行われていました。

業界の専門家たちが集まるこのイベントは、ビジネス視点での捉え方や技術の進化に触れる貴重な場となりました。BYDの出展もその一環として、電気バスの未来を見据えた重要なステップとなったのです。

今後も、BYDの電気バスが持つ革新技術や性能が、バス業界にどのように影響を与えるのか、引き続き注視していきたいと思います。


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