BLASTの新EP『CALL MY NAME』が世界デビュー
2025年6月27日、BLASTの最新EP『CALL MY NAME』が全世界同時リリースされます。本作は、孤独と希望というテーマを織り交ぜた現代J-POPとラテン、EDMの融合を追求した一作で、音楽の力で人を繋ぐことを目的としています。
詩的なJ-POPの新境地
このEPには、3曲が収録されています。各楽曲は、リズミカルかつ詩的な日本語歌詞を中心に構成され、ダンスビートやトロピカル・ラテンの要素が取り入れられたハイブリッドなサウンドが特徴です。本作を通じて、BLASTは“孤独に響く声”や“失われた絆の再生”にフォーカスした音楽を届ける意図を持っています。
14言語でのリリカル翻訳
注目すべき点は、収録曲それぞれに対して、英語やスペイン語、韓国語など計14言語の字幕を付けたリリックビデオが制作されることです。このMVは2025年6月24日からYouTubeで順次公開され、翻訳は単なる言語置換にとどまらず、文化的背景や表現を考慮した“リリカル翻訳”が施されています。これにより、各国のリスナーが“母国語の歌のように自然に”受け取ることができる仕組みが作られています。BLASTのメンバーであるDAIは、「言葉が違っても、誰かの孤独に寄り添える歌になることを信じています」とコメントしており、音楽が持つ普遍的な力への期待が伺えます。
映像表現の新たな試み
リリックビデオは、1枚のアーティスト写真を基にしたミニマルな映像作品で、映像の動的な要素を控え、音楽と歌詞に集中できる空間を提供します。「音楽が心に絵を描く」という感受性を引き出す、この新しいアプローチは、音楽との感情的な結びつきをさらに深めてくれます。
MAD AIR RECORDSとグローバルな展開
BLASTは、東京を拠点にするインディペンデントレーベル「MAD AIR RECORDS」に所属しています。このレーベルはアーティスト主導のクリエイティブをサポートし、多言語戦略を駆使している点が特徴です。また、国際的な音楽ディストリビューションサービスSymphonicとの提携により、アジア・南米・欧米に向けたグローバルなプロモーションが進行中です。これにより、BLASTの音楽が世界中のリスナーにも届くよう、持続可能な配信体制が築かれています。
韓国市場への特化戦略
音楽消費が活発な韓国市場では、Chili Music Koreaとの提携により、現地の音楽配信サービスでの展開を目指しています。この地域のファンとの深い共鳴を図り、長期的な関係構築を進めることにより、BLASTの音楽がさらに多くの人々に愛されることを願っています。
まとめ
BLASTの『CALL MY NAME』は、単なる音楽リリースに留まらず、言葉を超えたメッセージを届ける試みとして注目されています。多様な言語で楽しめるこのEPは、音楽が持つ力を再認識させ、私たちを新たな感情の旅へといざなってくれることでしょう。ぜひリリース日の6月27日を心待ちにしてみてください。