自動搬送サービス「eve auto plus®」がもたらす新しい価値と可能性

2025年9月12日、株式会社eve autonomy（イヴオートノミー）は屋内外対応の無人搬送サービス「eve auto®」に新たなブランド「eve auto plus®」を追加することを発表しました。この新ブランドは、既存のサービスにさらなる価値を加え、顧客の異なる環境やニーズに柔軟に対応することを目的としています。

ブランド誕生の背景

eve autonomyはこれまで工場や倉庫など、様々な業界で屋外搬送業務の自動化を行ってきました。特に、運用環境や課題が多様であることから、既存の運用を大きく変更することなく、安心・安全な対応が求められていることに気づきました。そこで、eve autoのベースに多様な拡張機能を組み込むことで、安定した自動化を実現する必要性が高まったのです。これが「eve auto plus®」の発表につながりました。

新ブランドは、顧客の声に応える形で進化し、拡張された機能群をもって現場の課題解決をサポートします。これにより、単に自動搬送を行うのではなく、より広範なソリューションの提供を目指しています。

eve auto plus®の基本コンセプト

「eve auto plus®」は、eve autonomyが提供する純正オプションにとどまらず、他社の製品とも連携できるプラットフォームを構築予定です。このようにして、顧客やパートナー企業とつながり合い、新たな機能や活用事例を生み出すエコシステムを育てることを目指しています。

主要機能

- 電光掲示板: 無人運転中に前方や左右にメッセージを表示できる機能。最大30m先からも視認可能です。
- 牽引台車後方ウィンカー: 荷物がウィンカーを隠す際に、後方にウィンカーを設置し視認性を向上させる。
- 信号機との連動: 新しく信号機を設置することも可能で、運転中の信号情報を反映します。

これらの拡張機能は、現場における自動運転をより安心して導入できる手助けをします。

今後の展望

eve autonomyは、eve auto plus®を通じて、異なる運用環境や課題に応じた柔軟な自動化ソリューションを提供していきます。さらに、既存の自動搬送サービスと連携した新機能やアクセサリーの開発を進め、顧客の多様なニーズに応える「自動化の選択肢」を増やします。このロードマップは「深化」「拡充」「拡大」という段階を経て進んでいき、eve auto plus®も成長を続けるでしょう。