佐賀アジアドリームズ、世界の舞台で輝く選手たちの挑戦

佐賀アジアドリームズ、世界の舞台に立つ選手たち

佐賀県武雄市及び嬉野市を拠点とする独立リーグ球団「佐賀アジアドリームズ」。このチームに所属する選手たちが、さらなる夢に向けて羽ばたく姿が見えてきました。ムシャラフ選手（＃18）、ファイサル選手（＃11）がパキスタン代表として、またカフチェンスキー選手（＃7）がドイツ代表に選出されました。さらに、野中寿人ヘッドコーチ（＃66）がパキスタン代表監督に任命され、チームに新たな期待がかかります。

アジア選手権への挑戦

彼らは9月22日から中国で行われる「第31回BFAアジア選手権」に出場し、パキスタンの国旗を背負って戦います。グループAには日本、中国、フィリピンも参加し、ドリームズ所属選手同士の激闘が繰り広げられます。特に中国や「侍ジャパン」との対戦は多くの期待が寄せられています。

佐賀アジアドリームズについて

佐賀アジアドリームズは、アジア野球途上国の代表的な選手が集まるプロ野球チームとして、今年初めて設立された佐賀県の誇りです。インドネシア、スリランカ、フィリピン、カンボジア、パキスタン、タイ、ベネズエラ、ドイツ、日本など、9カ国から選手が参加しています。選手たちは、言葉や文化、宗教が異なる中で共同生活を送りつつ、日々野球の実力向上に努力しています。

2025年シーズンの締めくくり

最近、武雄ひぜしんスタジアムで行われたホーム最終戦をもって、2025年シーズンを無事終了しました。これから選手たちはそれぞれの国に帰国し、自国を代表して戦う準備を整えます。また、契約更改を済ませた選手は、次のシーズンに向けて自主練習を行い、再来日します。シーズン終了後、9月27日（土）には報告会が開催され、地域住民や関係者とともにシーズンの振り返りや次年度の展望について語り合います。