運動不足の実態
2025-10-03 11:38:20

健康意識の高まりと運動不足の矛盾、2025年の日本人運動習慣ランキング

健康意識の高まりと運動不足の矛盾、2025年の日本人運動習慣ランキング



2025年の日本人の運動習慣について、株式会社ファーストイノベーションが運営するSES Plusより、興味深い調査結果が発表されました。今回の調査は135人のSNSユーザーを対象に行われ、そのフィールバックが明らかにするのは、現代日本人の運動習慣の実態です。これにより、私たちの健康意識と実際の行動のギャップが浮き彫りになっています。

調査概要



この調査は、2025年9月の初旬に実施され、対象はSNSユーザーです。調査方法はSNSでのアンケート形式で、有効回答数は135件。男女比は女性が約60%、男性が約37%。回答者の年代は10代から60代以上まで幅広く含まれている点にも注目です。

運動習慣ランキング2025



調査の結果、運動習慣に関するランキングが明らかにされました。まず、驚くべきことに第1位に輝いたのは「特に運動していない」という回答で、40票を記録しました。これは、運動不足が広く認知されている中で、社会的には大きな課題となる実態を反映しています。特に30代から50代の男女の間で多く見られ、「仕事や疲れで運動する暇がない」、「休日は休むことを優先したい」といった葛藤が感じられます。

第2位は「自宅でのトレーニング」で、こちらは35票を集めました。最近のYouTubeやフィットネスアプリの普及が追い風となり、「ジムに行く時間がないから」「自宅で簡単にできる」といった理由で、自宅での筋トレやフィットネスを取り入れる人が増加しています。特に20代から30代の女性や30代から40代の男性に見られる傾向です。

3位には「ランニングやウォーキング」といった屋外で運動する人々が30票でランクイン。健康診断を機に運動を始めたり、犬の散歩に合わせて運動する人も多いようです。特に、この層には40代男性や20代女性の回答が多く見受けられます。

乏しい運動習慣を持つ層も見受けられる中、4位には「ジムに通っている」という回答が10票、5位は「ヨガ・ピラティス」という結果でした。ジムを利用する理由には「自己投資」「運動のモチベーションを保ちたい」といった意見があり、本年度においても一定の人気を誇っています。特に30代男性や50代女性に支持されています。

年代別の運動習慣



この調査は、各年代別の運動習慣にも興味深い結果をもたらしました。20代から30代の女性は、家トレやヨガ、ジム通いを重視した「美容・健康意識」が顕著です。一方、30代から40代の男性は、家トレ派が多いながらも「特に運動していない」層が目立ち、二極化が進んでいます。50代以上の層には、運動を控える傾向がありますが、ウォーキングや軽い運動を続ける人も見られます。

現代の価値観を映す鏡



今回の調査は、日本人の運動習慣が持つ多面的な価値観を反映しています。「健康管理」「ライフスタイル」「自己投資」といった観点で、それぞれの生活における運動との関わりが確認されました。中でも、運動不足が広まっていることが浮き彫りとなり、全体としては健康への意識が高まっていることも分かりました。

SES Plusでは、これからもデータを通じて現代人のライフスタイルや価値観を可視化し、各企業や団体に対するマーケティング支援やユニークなコンテンツ企画に役立てていく方針です。運動と健康の関係性を考える上で、今後の日本人の運動習慣がどのように変わっていくのか、注目が集まります。


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