ジゴワッツ、タイ市場でのEV充電器設置に成功！新たな挑戦の幕開け

ジゴワッツがタイ市場に進出！EV充電器設置の詳細

株式会社ジゴワッツは、2025年5月にタイの機械式駐車場に自社開発のMode3 EV充電器を5台設置しました。この進出は、日本のベンチャー企業としては初の事例であり、期待が寄せられています。

背景にあるEV市場の成長

世界的に電気自動車（EV）の需要は急速に増加し、2024年には新車販売の20%を超える見込みです。タイにおいても、乗用車市場でのEVのシェアが2022年の2%から2024年には13%に跳ね上がると予測されています。こうした市場の変化は、ジゴワッツがにとっても海外進出の好機であると捉えられています。

ジゴワッツは2025年からの海外展開を目指し、既にベトナムやインドの企業と提携関係を築いています。G-PARK社との協業は、その一環として重要な位置付けとなっています。G-PARK社は機械式駐車場の販売を専門としており、ジゴワッツのEV充電器を採用することで、充電インフラの整備を進めることに合意しました。

設置されたEV充電器の特徴

設置されたMode3 EV充電器は、最大出力7.5kWを誇り、充電の効率性を向上させることが期待されています。駐車場の利用者にとっては、利便性向上や充電インフラの拡充が図られ、EVの普及を促進する役割を果たすことでしょう。G-PARK社のロゴと共に設置された充電器は、タイのEV市場に新たな価値を提供します。

今後の展望

ジゴワッツは、国内外での充電器販売を推進し、2023年中に15万台の設置を目指しています。また、ハードウェアとソフトウェアの統合的なソリューション展開を進め、世界的なEV充電プラットフォームとしての地位を確立することを目指しています。

この取り組みは、EV充電業界における他社との競争力をさらに強化する要因となるでしょう。

ジゴワッツの企業プロフィール

ジゴワッツは、「Ella」と呼ばれる日本最小のEV充電器や、JARI認証を取得した産業用モデルを提供している企業です。2019年からは、EV充電サービス「PIYO CHARGE」の開発にも着手。充電器の提供だけではなく、EV充電事業者が利用するアプリやシステムの開発にも関与しています。こうした多角的な取り組みを通じて、ジゴワッツはEV充電業界において欠かせない存在となっています。

さらに、東京都では、自宅に低価格でEV充電器を設置できるプランも提供中です。価格は実質29,999円から可能ですので、EV導入を考えている自家用車のオーナーにとって非常に魅力的な提案です。

ジゴワッツの今後の展開に目が離せません。市場の成長に合わせ、持続可能な社会の実現を目指すジゴワッツの活動から目が離せません。