Buzzed Monkeyが織り成す一夜限りの音楽祭、2nd LIVEレポート
2026年3月28日、オルタナティヴ・ロックバンドのBuzzed Monkeyが一周年を迎え、代官山SPACE ODDにて待望のワンマンライブ「Buzzed Monkey 2nd LIVE」を開催しました。この日のために多くのファンが集まり、彼らの音楽に酔いしれる瞬間を心待ちにしていました。
会場に入ると、まず目を引くのはバンドのシンボルである猿の大胆なバックドロップ。ステージ上には数々の弦楽器が整然と並べられており、まるでミニ展示会のような雰囲気です。オープニングSEが流れると、三宅博文(ベース)、八代新平(ギター)、遠藤正明(ボーカル)の3人が次々に登場し、観客からの「Buzzed Monkey!」という掛け声と共にライブは始まりました。
初めに披露されたのは、キャロルの名曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」のアレンジバージョン。軽やかなリズムにのせて「会いたかったぜ東京!!」というフレーズで、観客との距離が一瞬で縮まります。続いては、2024年にリリース予定のフルアルバム『BUZZED MONKEY』から「東京スラップ」を演奏しました。この曲は、バンドの新人らしからぬ安定感を見せつけることに成功しました。
ライブの中盤では、公演当日にリリースされた新曲「ギブアウェイ」が初披露されました。歌詞には、バンドのメンバーが直面していた活動の壁を乗り越えた思いが込められています。遠藤のパワフルなボーカルと耳に残る「ギブアウェイ」というフレーズが印象的で、観客の心を掴みました。また「BWH」では、楽しいテンポが場内を包み込んだほか、「You’re my Sunshine」では柔らかなアダルティな雰囲気も醸し出しました。
続いてのアコースティックコーナーでは、自らのオリジナル曲「ハニハニ」を演奏。続けて、「東京で演るから東京の曲を」と公言し、笠置シヅ子の「東京ブギウギ」を披露しました。この選曲で、世代を超えた共感が生まれ、会場全体が一体となりました。さらにフィンガー5の「恋のダイヤル6700」も登場し、懐かしさを感じさせました。
MCでは今後の活動について触れ、「毎月新曲を出す!」という意気込みを語り、会場を笑いで包み込みました。この日は、誕生日を迎える観客がいることから「Birthday Song」を披露し、優しい祝福ムードが広がりました。その後の「哀しき残響」では高揚感あふれるバラードが響き渡り、続く「俺たちの讃歌」では、まっすぐなメッセージが観客に届けられました。
ライブの終盤には、「ダウンタウンへくりだそう〜Don’t Dilly Dally〜」で観客全員がタオルを振り回して一体感は最高潮に。最後は「ラッタッタ」で締めくくりました。アンコールでは再度「ギブアウェイ」を披露し、ラストナンバー「ブンブンフライ」で会場は大いに盛り上がりました。
約1年ぶりのワンマンライブであったこの夜は、Buzzed Monkeyが現在地を確認する場であると同時に、未来への可能性をも感じさせる素晴らしい音楽祭となりました。ライブ終了後もファンの胸に残る、感動の余韻を引きずるような素晴らしいひとときでした。今後の彼らの活動にも目が離せません。