04 Limited Sazabysの熱狂
2025-03-14 18:23:51

名古屋の音楽史を彩る20周年を祝した04 Limited Sazabysの熱狂ライブ

名古屋の音楽史を彩る20周年を祝した04 Limited Sazabysの熱狂ライブ



2025年3月11日、名古屋のライブハウスであるZepp Nagoyaが20周年を迎え、その記念イベントとして04 Limited Sazabysが特別なライブを開催しました。この日、名古屋出身のバンドとして知られる彼らが、シークレットゲストにBLUE ENCOUNTを招くというサプライズを用意し、観客を大いに歓喜させました。

Zepp Nagoyaは、2005年のオープン以来、名古屋の音楽シーンにおいて重要な役割を果たしてきました。その名は飛行機の「ツェッペリン」に由来し、数多くのアーティストたちによる伝説的なパフォーマンスの舞台として親しまれています。20年前、この地での「初めてのライブ」がバンドの歴史に名を刻むこととなった04 Limited Sazabysも、地元愛を胸に、再びこの舞台に立つという感慨深い思いを抱いていました。

ライブは、彼らの「MYSTERY TOUR」を彷彿とさせる完全シークレット形式で行われ、SNS上では期待の声が飛び交いました。このような緊張感が会場の空気を高揚させ、ファンは開演を待ち望んでいました。開演時間が迫る中、会場内に流れる音楽には、名古屋出身のアーティストたちの曲が鮮やかに彩りを添え、04 Limited Sazabysが地元を心に抱いていることを改めて実感させます。

そして、いよいよ開演。会場全体が静まり返る中、スクリーンに映し出された映像には、「MYSTERY TOUR 2020」という文字が。これには観客たちも驚きを隠せませんでした。実はこの日、5年前に実施予定だった「MYSTERY TOUR」がコロナ禍により中止されたという苦い過去があり、その時に出演が予定されていたBLUE ENCOUNTが、この日、見事にリベンジを果たす形で登場したのです。

「もっと光を」という楽曲が流れる中、観客たちは感動のあまり涙を流す者も。5年間の苦しみを経た彼らのパフォーマンスには、感情がこもり、まさに希望を感じる瞬間でした。過去の傷を背負いながらもその悲しみを力に変えて立ち上がったバンドの姿は、観客に勇気を与え、共感を生みました。音楽が持つ力、抱きしめてくれる感覚を全ての人に与えてくれるBLUE ENCOUNTの存在は、この日一層際立っていました。

そして、04 Limited Sazabysのメンバーも、名古屋の誇りを背負い、ヒーローとしてステージに立ちました。バンドの成長を証明するかのようなパフォーマンスは、最初のZepp Nagoyaでのワンマンライブから10年、そして20周年の記念ライブであることを意識させていました。「いける?いける?」とフロアに問いかけるGENの声に、観客からは熱い歓声が返る。

続いて披露されたのは、「Every」「monolith」など、名曲の数々。彼らが名古屋を代表して奏でた音楽は、観客を一つにし、エネルギーがみなぎります。また、特に「mottö」のカヴァーは、その場を盛り上げる完璧な瞬間を生み出し、名古屋のファンの心に深く響きました。

この日はただのライブではなく、04 Limited SazabysとBLUE ENCOUNT、2つのバンドの歴史が交わり、音楽の力を再確認できる瞬間となりました。過去を乗り越え、未来への希望を抱く姿勢は、まさにライブハウスシーンの未来を明るく照らすものだったのです。

ライブの最後には、名古屋のライブハウスアンセムとも呼ばれる「758」が披露され、その歓声とともにZepp Nagoyaの20周年を祝う瞬間が訪れました。さまざまな偶然が重なったこの特別な日は、過去を忘れずに、未来へ向かって進む意義を教えてくれるものでした。

このように、04 Limited Sazabysは名古屋のライブハウス文化を受け継ぎながらも、常に進化し続け、観客と共に歩んでいます。そして、Zepp Nagoyaの20周年を共に祝うことで、音楽の力を改めて感じさせてくれました。これからも彼らの活躍に期待したいと思います。


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