はじまりの背景
2023年、パーソルキャリア株式会社の総合活用支援サービス「HiPro」が、プロバスケットボールクラブ「ベルテックス静岡」と連携を開始しました。そのテーマは『副業人材×スポーツクラブで挑む、地方創生』。これは、単なるスポーツ振興にとどまらず、地域経済に新たな活力を吹き込む試みでもあります。
地域経済とプロスポーツの関係
日本では少子高齢化が進む中、特に地方では労働力不足が深刻な問題となっています。「HiPro」はこうした課題に応えるべく、都市部のプロ人材のスキルを地域に還元する『スキルリターン』プロジェクトを取り入れています。今回、地域に根差すプロスポーツクラブとの連携により、さらなる地域活性化に寄与していくことを目指しています。
地域への新たな挑戦
特にB.LEAGUEでは、2026年に新しい昇格要件が導入され、経営力や地域貢献といった要素が重視されます。ベルテックス静岡は、2030年に新アリーナを開設予定で、これを見据えた集客強化が急務となっています。この集客の増加は、単なる観戦者数の拡大にとどまらず、地域への訪問者数や消費の拡大にもつながります。
プロジェクトの具体的内容
この取り組みの中核となるのは、地元高校生と副業人材の共創プロジェクトです。若い世代の視点と専門的な知識を掛け合わせた施策の企画・実施が行われ、最終的には実証フェーズへと進むこととなります。具体的には、2月8日に「日本一ワクワクする街」をテーマに高校生がアイデアを創出し、3月には副業人材がそのアイデアを元に新たな施策を提案します。
地域と共に成長する
このプロジェクトを通じて、パーソルキャリアは地域コミュニティへの貢献を強化し合うための新しい仕組みを構築しています。また、プロ人材が持つ専門的な知識を地域に循環させることで、静岡の活性化を目指します。また、その成果を「スポーツ×地方創生」という新たなモデルとして標準化し、他地域への展開を視野に入れています。
イベントの実施
さらに、2月7日と8日の2日間、北里アリーナ富士にて『パーソル DAY』を開催し、地域企業の未来を応援する試みが行われます。このイベントでは、高校生向けのキャリア教育や副業人材の活用に関する情報提供が行われ、地域貢献の一環として位置付けられています。
未来への展望
ベルテックス静岡は、地域に根ざす唯一の男子プロバスケットボールクラブとして、このプロジェクトを通じて地域社会との結びつきをさらに深めていくことでしょう。新しいアリーナの開設に向けて、地域の未来をともに描いていくこの取り組みに、私たちも期待が高まります。地域経済の発展と共に、スポーツ文化の振興が進むことを願っています。