令和の高校生、安室奈美恵の楽曲を聴く!
9月20日は、平成の歌姫、安室奈美恵さんのお誕生日です。2018年に引退してから早くも7年が経過しましたが、その影響力は衰えることなく、現役の高校生たちにもしっかりと届いていることが調査から明らかになりました。マーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が実施したアンケートでは、全国の現役高校生の55.9%が「安室奈美恵の曲を聞く」と回答しました。
現役高校生の声
調査に回答した高校生からは、「親がよく聞くから」や「車の中で母がかけていた」といった声が多数寄せられており、親世代の影響を感じる意見が目立ちました。また、「小学校の運動会で踊った」とか「ダンスを習っていた時に聴いた」といった声もあり、幼少期からの経験が影響しているようです。
一方で、安室さんの楽曲に触れていないという高校生からは、「世代じゃないから知らない」という意見があり、やはり同世代のアーティストからの影響が大きいことが窺えます。
人気の楽曲ランキング
続いて、「安室奈美恵の楽曲を聞く」と回答した高校生を対象に、好きな楽曲についてのアンケートを実施しました。その結果、栄えある第1位に選ばれたのは「HERO」でした。この楽曲は2016年のNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックのテーマソングとして知られており、「オリンピックで聞いて好きになった」という意見が多く寄せられました。また、「勇気をもらえる」や「力強さを感じる」といった感想が印象的でした。
第2位は「Hope」が選ばれました。これはフジテレビ系アニメ「ONE PIECE」の主題歌として多くのファンに親しまれ、「ワンピースの影響で聴き始めた」高校生が多数いたことがわかりました。友達に勧められたというケースも多く、共通の話題として安室さんの楽曲が使われることがよくあるようです。
第3位には「CAN YOU CELEBRATE?」がランクイン。こちらは安室さんのシングル売り上げNo.1の曲であり、心に響く歌詞から「感動する」という意見が多く寄せられていました。結婚式で流す曲として人気が高いことも、意外な支持を集める要因の一つです。
名曲が多彩なランキング
第4位には「SWEET 19 BLUES」がランクインし、若者の間でラッパーt-AceによるカバーやSNSの影響から人気を集めていることが確認できました。また、第5位の「Don't wanna cry」も高い支持を得ており、「エモい」との声が多く、世代を超えて共鳴するようです。
第6位の「TRY ME 〜私を信じて〜」や第7位の「GIRL TALK」も名曲ですが、これらもまた親やSNSを通じた影響が色濃く見られました。
ただ、何よりも興味深いのは、本調査を通じて安室奈美恵さんの楽曲が、世代を超えて愛され続けていることを確認できた点です。今後も彼女の楽曲がどのように受け継がれていくのか、楽しみにしたいですね。
この調査の詳細については、「ワカモノリサーチ」の公式サイトで確認できます。彼らは若者に特化したマーケティング支援を行っており、企業とのコラボも期待されます。
【調査期間】2025年7月5日〜7月21日
【調査機関】株式会社ワカモノリサーチ
【対象】全国の現役高校生
【有効回答数】526名
【調査方法】インターネットリサーチ
【詳細はこちら】https://wakamono-research.co.jp/media/namie-amuro-high-school-ranking