能と講談の夕べ
2025-05-01 12:47:49

古典芸能の祭典!能と講談、ハーモニカで「敦盛」の世界を体感しよう

「ことのは能Vol.4」上演決定!



2025年6月22日(日)、東京都新宿区の矢来能楽堂にて主催の一般社団法人一乃会が贈る『ことのは能Vol.4』が開催されます。古典芸能に親しむ絶好の機会として、能と講談、さらにハーモニカの演奏を通じて、平家物語の一場面「敦盛」を味わうことができます。チケットは既にカンフェティで発売中で、興味がある方はお早めにチェックしてください。

目の不自由な方のために



この公演は、視覚障害者にも配慮し、古典芸能に興味を持つ全ての方が楽しめるよう工夫されています。観劇を通じて、能、講談、ハーモニカの調和を感じながら、「敦盛」の世界に没入できる新しい試みです。これにより、能の神秘や講談の楽しさを、一人でも多くの人々に届けたくてもがく姿勢が伺えます。

ハーモニカによる名曲の演奏



特別ゲストとして出演するハーモニカ奏者、寺澤ひろみさんの演奏も見逃せません。彼女が披露する「青葉の笛幻想曲」は、佐藤秀廊が編曲した感動的な楽曲で、聴く者の心に深い印象を残します。寺澤さんは、独特の技術と表現力で、ハーモニカの新たな魅力を開くアーティストとして知られています。

講談師・神田織音の巧みな語り



古典講談の名手、神田織音さんも公演の重要な役割を担います。彼女の語りは、親子の心情を巧みに織り交ぜたもので、観客を古典の世界へ引き込みます。「青葉の笛」と題された講談は、平敦盛の物語を新たな視点から語ることで、これまでの認識を一変させることでしょう。

能の表現と熊谷次郎直実の心情



能の演目では、熊谷次郎直実が平敦盛を討つ場面が描かれ、世の無常を感じ、出家を決意するシーンが展開されます。敦盛の亡霊が現れ、自身の最期と合戦前夜の宴について語るシーンは、心理的な深さがあり、多くの人の心に響く内容です。

鈴木啓吾のプロフィール



鈴木啓吾さんは、観世流シテ方能楽師であり、重要無形文化財保持者として知られています。通常の能の演能活動に加え、彼は様々なイベントを主催し、能楽の普及活動に尽力しています。視覚支援学校での総合学習活動も行い、より多くの人々に能を身近に感じてもらえるよう努めています。

公演の詳細



  • - 公演概要:
- 日程: 2025年6月22日 (日)
- 開演時刻: 14時(開場13時15分)
- 場所: 矢来能楽堂(東京都新宿区矢来町60)
  • - 出演者: 鈴木啓吾、神田織音、寺澤ひろみをはじめとする豪華メンバーが揃います。
  • - チケット料金:
- 正面席: 5,500円
- 脇正面席: 4,400円
- 学生: 3,300円(視覚支援席も同様)
- 特典割引あり(カンフェティ限定)

この特別な公演を通じて、古典芸能に触れ、多くの人々とその感動を分かち合えることを心より楽しみにしています。興味のある方は、ぜひ早めにチケットを手に入れてください。古典の世界に浸る絶好のチャンスです!


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