神山智洋の初主演!屋台で繰り広げられる料理と心の物語
2025年4月に放送がスタートする新ドラマ『ミッドナイト屋台』は、西の人気グループ・Westのメンバーである神山智洋の地上波連続ドラマ初主演作となります。彼が演じるのは、味覚を失ったフレンチシェフ・遠海翔太。もう一人の主演、中村海人が演じるのは、料理はできないが味覚に優れた落ちこぼれ僧侶・方丈輝元。二人が協力し、屋台を営むことになり、茶屋での心温まる物語が展開されます。
異色のコンビ、フレンチシェフと僧侶
この物語は、彼らの出会いから始まります。通夜での振る舞いに困っていた輝元の前に、宅配便のドライバーとして現れた翔太。故人が好きだった卵料理をリクエストされ、味覚を失った翔太は、彼の想いを形にし、卵焼きを作ります。ここから二人の運命が大きく変わっていくのです。
翔太は実家が老舗の寿司店で、父の影響で天然のフレンチに興味を持ったシェフ。パリのミシュラン一つ星レストランで腕を磨きましたが、過度なストレスにより味覚を喪失。彼は新たに屋台を開くために、負債返済のため宅配便のドライバーに転職します。一方、輝元は、幼少期から高級料理店に連れて行かれた影響で味覚が鍛えられており、副住職としての道を歩んでいく中で、料理への情熱を抱え続けています。
大切な思い出を呼び起こす屋台メニュー
屋台は、夜の寺院境内で営業し、翔太の手による多彩な家庭料理が提供されます。屋台のメニューには、オニオンスープやポワレ、野菜のポトフなどがありますが、その魅力は料理の味だけでなく、お客様の様々な思い出を呼び起こす点にもあります。「何でも作ります」という特別メニューを通じて、人々は自身の過去や大切な記憶を思い起こし、屋台は彼らにとっての居場所となっていくのです。
翔太は、料理の技術に自信を持っていますが、少々コミュニケーションが苦手。一方で輝元は、料理の腕はないものの、彼の鋭い味覚とプロデュースセンスでお客様との距離を縮めていきます。二人は、性格や能力の違いを乗り越え、互いを補い合いながら成長していく姿が描かれます。
料理を通じもたらす感動
「オレが料理を作れば、場所がどこでも一流レストランになる」と翔太が語れば、「味が分からなくても心配するな。オレがお前の『舌』になる」と輝元が応じます。彼らの異色の凸凹コンビが織りなす物語は、ただの料理番組ではなく、人との触れ合いや心温まるエピソードを描いたものです。特に、ゲスト客の様々なお話がドラマに色を添え、一つ一つの料理に込められた想いが伝わります。
神山や中村のキャラクターが織り成す会話の中には、笑いもあり、感動もあり、視聴者に温かさをもたらします。この作品は、土曜の夜、視聴者にとっての新しい居場所となることでしょう。
プロデューサーコメント
プロデューサーの遠山圭介氏は、「フレンチシェフ」と「寺のお坊さん」という異なる背景を持つ二人の関係性は、新しいドラマ体験となると期待を寄せています。地元の人々の思い出や心がここに詰まった屋台を舞台に、静かな感動と笑いを提供し、視聴者の心を温める作品に仕上がると語っています。
料理は、人々を繋げる力を持っています。異色コンビによるこのドラマ『ミッドナイト屋台』は、視聴者に美味しさと共に温かな心を届けてくれることでしょう。