福島日産、自社とKANEYOグループ合同の入社式開催
2026年4月1日、福島日産自動車株式会社が全社員を対象にした入社式を浪江町地域スポーツセンターで行いました。本年度の入社式は特に注目に値します。なぜなら、初の試みとしてKANEYOグループとの合同開催となり、新しい風を吹き込む出発点となったからです。
この日の式には、福島日産から17名、日産部品福島販売から1名、そして株式会社ナプロアースから1名、計19名の新入社員が参加しました。各自は今日から新たな一歩を踏み出す意気込みを持って、KANEYOグループの仲間として迎え入れられました。
式典において代表の金子與志幸氏は、新入社員たちに向けてメッセージを伝えました。「社会人としてのスタートは、自分の仕事と向き合い続けることの始まりです。その一歩をどこで踏み出すかには意味があります」と語り、特に震災後15年という節目における浪江町での入社式の意義を強調しました。金子氏は、震災当時求められた「情報収集」「機敏な行動」「仲間との支え合い」が、同社の理念である「いち、はやく」に繋がると述べるとともに、浪江がナプロアースの創業地であることにも言及し、「失われたものを取り戻そうとするものが重なる場所」と位置づけました。
また、2026年度のテーマとして「挑む ~GRIT、1年間やり抜く~」を掲げ、既存の関係性を土台に新しい挑戦を重ねていく重要性を訴えました。「自分の仕事が誰のためにあるのかを問い続けることで、地域や人に寄り添う企業としての在り方を見つめ直してほしい」と新入社員たちに呼びかけ、地域に根ざした価値ある行動を期待するとともに、積極的な社会貢献の重要性を強調しました。
福島復興フィールドワークの実施
入社式の後には、福島復興フィールドワークが行われ、全社員が参加しました。このプログラムは「過去を知る旅ではなく、人と出会い、未来を考える旅」という理念のもと、震災後の復興に関する現場を訪れ、人々の想い及び行動に向き合うことを目的としています。
参加者たちは浪江町、双葉町、大熊町の各地に点在するスポットを訪れ、地域で復興に取り組む方々から直接話を聞くことで、その地域の現状を理解する機会を得ました。このフィールドワークはただの見学にとどまらず、各自の仕事や生活、価値観と照らし合わせ考えることが求められました。参加者たちは「見るだけでなく、自分の仕事や生活にどうつなげるか、それを考えることが大切です。そして、行動を変えるための何かを持って帰ってほしい」とのメッセージのもと、自らを見つめ直す時間を持ちました。
福島日産自動車は今後も地域と連携し、社会に寄り添う企業活動の推進を目指します。新入社員たちの新しい旅立ちが、福島の未来を明るく照らすきっかけとなることを期待しています。