プロサッカー選手上島拓巳の新たな挑戦
現役のプロサッカー選手であり、株式会社ATHLEMentの代表を務める上島拓巳選手が、メンタルスキルトレーニングの新たな可能性を広げるため、業務提携を発表しました。近年、運動選手のメンタル面の重要性が高まっている中、今回の提携により、専門的かつ科学に裏付けられたトレーニングプログラムの提供が期待されています。
株式会社ATHLEMentは、アビスパ福岡での経験を生かし、メンタルスキルトレーニングやオリジナルサッカーノートの販売を行っています。この会社は、育成年代の選手達が心の成長を遂げ、パフォーマンスを向上させるためのサポートをすることを使命としています。2024年9月24日には社名を変更し、新たなロゴとサービス名の発表も行われました。
業務提携の概要
今回の業務提携は、一般社団法人行動評価システム研究所(BASラボ)との強力な連携によるものです。この提携により、両社は専門知識とリソースを活用し、科学的な根拠に基づいたメンタルスキルトレーニングプログラムを共同開発することが決まりました。
上島選手は、「僕自身、メンタル面で課題を感じた2019年からトレーニングを始め、今ではその効果を実感しています。育成年代のアスリートのために、より充実したサポートを提供したいと思っています」とコメントしています。このように、トレーニングを通じて自らの経験を活かし、他の選手の成長を後押ししています。
メンタルトレーニングの質の向上
ATHLEMentは、プロのスポーツ選手にとって不可欠なメンタルスキルトレーニングの質をさらに高めるために、BASラボとの協力関係を築きました。BASラボはスポーツ心理学や脳情報工学に関する豊富な知見を持つ機関で、その科学に基づく情報を活用することで、トレーニングプログラムの効果を向上させることができます。
1.
エビデンスに基づくトレーニング提供
BASラボの研究成果を取り入れたプログラムは、より信頼性が高まり、アスリートに対する具体的かつ実践的なトレーニングを提供することができます。
2.
新たな手法の開発
競技レベルやアスリートの年齢に応じた多様なトレーニング手法の開発が期待され、これによりインクルーシブなアプローチが可能となります。
3.
トレーニング成果の可視化
トレーニングの進捗をデータとして可視化することで、選手自身が成長を感じる機会を増やし、モチベーション向上につなげることができます。
4.
メンタルトレーニングの普及
これまでの枠を超えて、メンタルスキルトレーニングが広く認知されることで、アスリートだけでなく全社会においてその重要性が伝えられることを目指します。
両者のポテンシャル
業務提携の背景には、衛生視力トレーニングなど、2020年から続く関係性があります。上島選手がアビスパ福岡在籍時にBASラボとのつながりを持ち、その後の起業に繋がった経緯もあります。
ATHLEMentは「本物のメンタルスキルトレーニングを、本物のプロサッカー選手から。」をコンセプトに、アスリートのメンタルとパフォーマンスを向上させ、人生全体を豊かにすることを目標としています。これにより、アスリートのみならず、メンタルスキルの重要性をより多くの人々に伝えることが期待されます。
BASラボの代表の思い
BASラボの磯貝浩久代表理事は「この提携によって、ATHLEMent様と共に新たな挑戦ができることを嬉しく思います。科学に裏打ちされたトレーニングが、アスリート一人ひとりの成長を助ける」と話し、期待感を示しました。
このような協力によって、より質の高いサービスが両社から提供されることで、アスリートのさらなる成長が期待されています。今後の展開に注目です。