グリーンランドリゾートにEV充電器が登場
熊本県の荒尾市に位置する西日本最大級のアミューズメントパーク「グリーンランドリゾート」が、環境に配慮した施設としての新たなステップを踏み出しています。Terra Charge株式会社と提携し、同リゾートには6kWのEV充電器が導入されることが発表されました。この取り組みにより、来場者は遊園地、ホテル、ゴルフ場、ショッピングゾーンなど、利便性と快適さの両方を享受しながら電気自動車の充電が可能になるのです。
環境に配慮したリゾートへの進化
「グリーンランドリゾート」は毎年多くの観光客を迎え入れる人気のスポットです。この施設は、サステナブルな観光地を目指し、照明のLED化やリサイクル推進などの様々な環境施策を展開してきました。今回のEV充電器の導入も、2050年カーボンニュートラルの目標に向けた一環として位置づけられています。
特に最近では「目的地充電」の需要が高まり、長時間滞在を活かして効率よく充電を行える環境が求められています。このニーズに応えるために、グリーンランドリゾートは充電インフラを強化することで、環境に優しい観光体験を提供します。
Terra Chargeによる充実したサポート
Terra Chargeが提供する充電器は、スマートフォンのQRコードを使用して簡単に利用できる「ゲストモード」が搭載されており、24時間365日のサポート体制も完備されています。これにより、初めての方でも安心して使える環境が整っています。
グリーンランドリゾート株式会社の経営管理室室長である東俊宏氏は、「ココロを『みどり』でいっぱいに。」というキャッチコピーのもと、自然環境への配慮とお客様満足度の向上に努めていることを強調しました。Terra Chargeとの連携を通じ、リゾート全体で持続可能な観光を推進する姿勢を明言しています。
地域との共生と持続可能性
また、Terra Chargeの執行役員である神本龍氏は、グリーンランドリゾートでの充電器導入が“観光×エネルギー”の新たな可能性を示す象徴的な取り組みであると述べています。すでに他のテーマパークでも導入が進んでおり、来場者の利便性向上に寄与している点が評価されています。
Terra Chargeは、電気自動車向けの充電サービスを展開し、全国の自治体や宿泊施設、商業施設と連携しています。アプリやQRコードを通じて、充電スポットの検索から利用までをスマートフォンで完結できる便利なサービスとして、多くの支持を得ています。
未来の観光地を見据えて
グリーンランドリゾートがEV充電器を設置することにより、訪れる人々は、遊ぶだけでなく、持続可能な形での快適な充電体験も享受できるようになります。豊かな自然の中で楽しむアクティビティに、環境に配慮した移動手段を組み合わせることで、新しい観光の形が生まれると期待されています。これからの観光施設に求められるのは、楽しむことと環境配慮の両立です。グリーンランドリゾートは、まさにその先駆けとなることでしょう。