安全を守る!新型化学防護手袋の誕生
家庭用および産業用の手袋を専門に製造しているショーワグローブ株式会社が、2025年1月に2種類の化学防護手袋を新たに市場に投入します。これらの手袋は、JIS T 8116規格に準拠しており、化学物質による危険から手をしっかりと守ります。
開発の背景
化学防護手袋が注目される理由の一つは、2022年5月31日に施行された労働安全衛生規則の改正です。この改正により、特に危険な化学物質を扱う業務に従事する労働者に対する手袋着用が義務化されました。結果として、化学防護手袋の需要は急激に増加し、多くの企業が手袋の調達を急いでいる状況です。
当社では、2024年4月以降に月間のお問い合わせ件数が、従来の4倍に達しており、それに応じてより多くの選択肢を提供する必要性を感じるようになりました。そこで、今後のニーズに応えるため、耐薬品性に優れたブチルゴム製とフッ素ゴム製の手袋を誕生させました。
商品特長
CN910 ブチルゴム製化学防護手袋
- - JIS T 8116に準拠し、特にケトンやアルコールの透過を防ぎます。
- - 静電気対策が施されており、表面抵抗値は1.0 × 10⁸Ω未満です。
汚染の危険がある業務や、機械工業などでの使用に最適です。これにより、作業者は経皮からの薬品吸収のリスクを大幅に軽減することができます。
CN920 フッ素ゴム製化学防護手袋
- - JIS T 8116に準拠し、特に油やトルエンを防ぎます。これにより、化学関連業務に従事する人々を保護します。
これらの手袋は、非常に耐久性があり、化学物質からの保護を求めるさまざまな業界での需要に応えます。
商品概要
両商品の価格はオープンとなっており、具体的な価格は店舗や販売店で確認できます。また、これらの新商品は、機械工業や自動車関連、化学関連業など、さまざまな業種で活用されることが期待されます。
化学防護手袋の選び方
化学防護手袋を選ぶ際は、対応可能な薬品や溶剤についての知識が不可欠です。これに関しては、手袋を使用する前に必ず耐薬品性に関する情報を確認し、手袋に目に見える損傷がないかを点検することが重要です。特に、穴や傷、破れがないかを確認し、異常があれば使用しないことを徹底してください。
便利なサイト「Chemrest.com」
また、当社では化学防護手袋の選択を容易にするため、専用の検索サイト「Chemrest.com」を運営しています。サイトでは、薬品名やCAS番号、商品を検索し、耐薬品試験結果を閲覧・ダウンロードできますので、適切な手袋を選ぶためのサポートを提供しています。
新たな化学防護手袋は、作業者の安全を守るために設計されています。これを機に、必要な手袋を見直し、高品質なものを選ぶことが、あなた自身の安全を確保する第一歩となるでしょう。