AIでフットサル進化
2025-07-30 15:40:20

バルドラール浦安とエヌアイデイが共同研究、AI映像分析でフットサルを進化させる

フットサル界に新たな風、AI映像分析技術の共同研究が始動



千葉県浦安市に本拠を置くフットサルクラブ、バルドラール浦安は、デジタル分野での先進企業、株式会社エヌアイデイとの共同研究を発表しました。このプロジェクトでは、汎用カメラを用いて選手のパフォーマンスデータをAIで分析し、フットサルの進化を図ります。目標は、2025-26シーズン中にデータ分析手法を検証し、2026-27シーズンでの実用化です。

研究背景



近年、スポーツ界では選手のパフォーマンス向上に向けたデータ分析の重要性が増しています。特にメジャースポーツでは、選手のプレーを数値化し、パフォーマンスを評価することが一般的になっています。しかし、高精度のカメラや特殊センサーが必要なため、導入にはコストがかかり、多くの競技でデータ分析を行うことが難しいのが現状です。
そこで、より手軽に使える技術の開発が急務とされていました。エヌアイデイは、2016年からAI技術の研究を行っており、その経験と知見がバルドラール浦安との共同研究に生かされています。

研究の内容



本共同研究では、汎用カメラで撮影した映像データを基に、AIのトラッキング技術を利用して選手の走行距離やスピードを解析します。この手法により、選手のパフォーマンスをデータとして可視化し、怪我の予防やスコアには表れにくい貢献度を明らかにすることが可能になります。
具体的には、選手の走行データを分析し、トレーニングプランに反映させることで、強化の効果を高める狙いがあります。これにより、選手個々の特性を把握し、より効率的なトレーニングが実現できるでしょう。

今後の展望



このプロジェクトで開発される技術は、バルドラール浦安だけにとどまらず、次世代選手の育成や試合の楽しみ方を一変させる可能性を秘めています。選手の活動量をランキング形式で提示することで、ファンが試合をより楽しめるサービスを提供することを目指しています。
また、Fリーグ全体の魅力向上や発展にも寄与し、将来的には学校の部活動や地域クラブなど、幅広いシーンでの導入も視野に入れています。

企業紹介



バルドラール浦安


1989年、明海大学サッカー部OBによって設立されたバルドラール浦安は、2007年からFリーグに参戦。ホームアリーナは浦安市総合体育館で、地域密着型のクラブ運営を行っています。地域貢献活動にも力を入れ、こども向けプロジェクトや、フットサル文化の普及に努めています。

公式サイト

エヌアイデイ


1967年に設立された株式会社エヌアイデイは、ICT事業を通じて地域貢献に取り組む企業です。企業理念「ヒューマンウェア」の下、顧客とともに成長を目指し、地域課題の解決にも注力しています。様々な事業を展開しており、情報技術を利用した便利な社会の実現に向けた取り組みを行っています。

公式サイト

結論



バルドラール浦安とエヌアイデイの共同研究は、フットサル界に新たな風を吹き込むものです。AI映像分析技術を通じて、選手たちのパフォーマンスを向上させるだけでなく、観客にも新たな楽しみを提供することが期待されます。これからの研究成果に目が離せません。


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