新しい観戦体験
2025-09-29 16:08:13

横浜F・マリノスが提案する新しいサッカー観戦体験「フレンドリールーム」

横浜F・マリノスが提供する「フレンドリールーム」



2025シーズン、横浜F・マリノスの試合で特別な観戦体験「いちごpresents フレンドリールーム」の第2回が実施されました。この取り組みは、サッカー観戦をより多くの人に楽しんでもらうことを目的とし、特に音や光に敏感な方々を対象としています。

このフレンドリールームは、観戦の際に感じるかもしれない大きな音や明るい照明から解放され、静かで落ち着いた環境で試合を楽しむことができる専用のスペースです。知覚感覚過敏を持つお客様や病気、障がいなどの理由で一般席での観戦が難しい方々に向けて、心からサッカーを楽しんでもらうための取り組みです。

「いちごpresents フレンドリールーム」の特徴


フレンドリールームでは、落ち着いて過ごせるように調整された環境が提供されています。たとえば、室内にはパラリンアートの絵画が飾られ、横浜F・マリノスのキャラクターやユニフォームもディスプレイされています。こうした装飾は、観戦をしながらも、楽しさや応援の気持ちを感じられる工夫がされているのです。

2023シーズンからスタートしたこの取り組みは、横浜F・マリノスのホームゲーム「日産スタジアム」で実施され、多くの方々から高い評価を得ています。特に、今シーズンの第2回目となる「フレンドリールーム」では、特別に招待された横浜こどもホスピスの2組のご家族に喜んで参加していただき、試合を通じて感動のひとときを共有しました。

ご家族の声


参加されたご家族の皆さまからは、温かい感謝のコメントが寄せられました。一組目のお子様は「大きい音が苦手だけど、静かで個室の中で観ることができてよかった」と嬉しそうに話してくれました。また、「お菓子もジュースも美味しかった。また試合に行きたい」と期待を寄せていました。特に「ユニフォームにサインをもらって超嬉しかった!」という言葉には、サッカー選手への憧れが見え隠れしました。

別のご家族では、車椅子を利用するお子様が「電動車いすサッカーやってみたい」と興味を示したことに、お母さまは「今日は本当にありがとうございました。スポーツに対する興味を持つきっかけをいただき、とても嬉しく思っています」と声を掛けていました。このように、フレンドリールームが家庭や子どもたちの未来へとつながっていることは嬉しい限りです。

社会貢献とスポーツ体験の融合


私たちは、「豊かな地域社会の創出」を目指す中で、横浜F・マリノスとの連携を強化し、地域活性化の道を進めています。横浜市や横須賀市、大和市をホームタウンとするクラブ活動とその理念は、私たちの地域へのアプローチとしっかりと結びついています。そのことを背景に、これからも地域と共に、誰もがスポーツを楽しむ機会を提供できるよう努めていきます。

今後も「いちごpresents フレンドリールーム」などの進化した観戦体験が継続され、より多くの人々に愛されることを期待しています。たとえ特別な支援が必要でも、サッカーの楽しみをしっかりと感じてもらうための素敵な取り組みです。私たちは、すべての人々がこれからもサッカーを通じて交流し、思い出を作っていくことを願っています。


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