SSKウルトラマンコラボの注目シャツ
株式会社エスエスケイ(SSK)がウルトラマンとのユニークなコラボレーションを展開し、特別なピースベースボールシャツを発表しました。この商品は、広島を中心に行われている「HiFA 平和祈念 Balcom BMW PEACE MATCH」と連携し、平和の重要性をより多くの人々に伝えるという目的を持っています。
コラボの背景
2019年から続く「PEACE MATCH」は、特に広島と長崎の中学生を対象とした試合から始まりました。SSKはスポーツを通じて平和を発信する活動を積極的に行っており、今回のウルトラマンとのコラボは、子どもたちや地域の人々に対して新たなメッセージを届けるための試みです。
今年のピースユニフォームは「PEACE ∞ FOREVER(末広がりの平和を繋げる)」というコンセプトのもとにデザインされています。やわらかなイラストで表現された平和のモチーフ、たとえば折り鶴や鳩、デイジーがシャツ全体に施され、背面には「SHARE THE PEACE」というメッセージがプリントされています。このデザインはウルトラマンが地球の平和を守る姿を象徴しており、平和の重要性を視覚的に表現しています。
商品の魅力
新たにリリースされたベースボールバージョンのピースシャツは、ボタン式で着脱が容易です。このデザインは、野球やサッカーの応援グッズとしても人気があり、多用途に使用可能です。特に、広島の被爆日を表す86番と89番が印刷された2色展開は、深い意味を持たせています。
カープ選手らの思い
広島カープのアドバイザリースタッフとして、矢野雅哉選手、栗林良吏選手、秋山翔吾選手がこのプロジェクトに関与し、平和についての深いメッセージを語りました。
矢野選手は、「広島に来て初めて、地元の人々がカープをどれだけ愛しているかを感じました。野球をプレーできることの幸せを実感しています」と語っています。その言葉には彼の地域とのベースボールが結びついている情熱が込められています。
また、栗林選手は、広島での平和教育を通じて「8月6日に学校で平和学習をすることが特別な意味を持つ」と話し、過去の出来事を忘れず、未来につなげていくことの重要性を強調しました。秋山選手にとっても、この経験は貴重なもので、「平和な環境があるからこそ、スポーツが楽しめることに感謝し続けたい」との思いを述べています。
社会貢献も
この商品の売上の一部は、円谷プロダクションが運営する「ウルトラマン基金」に寄付され、被災地の子どもたちや難病の子どもたちへの支援活動に充てられます。ウルトラマンは、子どもたちに夢や希望を与える存在として、日本の文化に根づいています。
商品の詳細
ウルトラマンコラボのピースベースボールシャツは、価格が14,300円(税込)で、サイズ展開も豊富です。予約は10月3日から10月19日まで受け付けており、商品は12月初旬にお届け予定です。興味のある方は、SSK公式オンラインストアや円谷プロの直営オンラインストアから購入できます。
これにより、ただのスポーツウェアではなく、平和へのメッセージを体現した新たな文化アイテムとして、多くの人々に愛されていくことでしょう。