未来へと続く道:ぐんま Tech EXPO 2025に向けたダイナミックマッププラットフォームの展望
2025年9月11日と12日の2日間、群馬県高崎市で開催される「ぐんま Tech EXPO 2025」。この展示商談会には、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社が初めて出展します。群馬県内外から200を超える企業が集うこのイベントは、最新の技術革新を紹介する重要な場です。今回は、当社の持つ高精度3次元データ技術を通じて、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)をはじめ、幅広い用途におけるデータ利用の可能性をお伝えすることが目的です。
高精度3次元データが生み出す新しい未来
ダイナミックマッププラットフォームの高精度3次元データは、全国の高速道路や主要な幹線道路に基づいて構築されています。このデータは、自動運転車両が安全かつ効率的に走行するために必要不可欠な情報を提供します。群馬県前橋市及び高崎市では、県道や市道を含むほぼ全ての道路データが整備されており、地域の交通インフラ管理や都市交通の向上に大いに寄与しています。
モービルマッピングによるデータ収集
当社の高精度3次元点群データは、モービルマッピングシステム(MMS)を使って取得されます。このシステムはGPSやカメラ、レーザスキャナ等を駆使し、道路やその周辺の構造物を精密に計測し、3次元的なデータを生成します。その結果、単独の点が持つ緯度、経度、高さの情報が網羅されることで、多様なアプリケーションに繋がるのです。
デジタルインフラの重要性
ダイナミックマップとは、動的かつリアルタイムで情報を提供する地図データベースで、静的な情報だけでなく、準動的と動的な情報も含まれています。当社は、このダイナミックマップを用いて、交通事故を未然に防ぐ安全な自動運転の実現を目指しているのです。2025年2月には、新東名高速道路での自動運転トラックによる実証実験も行われ、その実用化に向けた道筋を示しました。
サブスクリプションサービス「3Dmapspocket®」
加えて、当社が提供する「3Dmapspocket®」は、3次元点群データを使い、実際の位置情報をWeb上でセンチメートル単位で計測できるサービスです。交通事故調査やインフラ管理など、多種多様な場面での業務効率化に寄与するこのサービスは、ますます進化を続けています。
除雪支援システム「SRSS」の導入
また、当社の高精度3次元データを活用した除雪支援システム「SRSS」も注目を集めています。除雪作業において、道路形状や注意が必要な場所に関する情報をリアルタイムで視覚化することにより、作業の効率化と安全性を高めています。このシステムは、今後の厳しい冬のシーズンに向けて、不可欠なツールとなるでしょう。
ぐんま Tech EXPO 2025での出展概要
出展ブースはA-18となります。来場者の皆様に、当社の高精度3次元データ活用について詳細をご紹介し、安全かつ快適な交通環境を実現するためのデジタルインフラの重要性についてお話しできることを楽しみにしています。本イベントは、企業同士が技術を交わす貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
【ぐんま Tech EXPO 2025概要】
- - 開催日: 2025年9月11日(木)~12日(金)
- - 会場: Gメッセ群馬
- - 内容: 企業による技術・製品の展示、セミナー、学生見学ツアーなど多彩なプログラムが予定されています。
このイベントを通じて、群馬県が抱えるさまざまな課題に対し、当社の技術がどのように貢献できるかを語るチャンスです。群馬県高崎市において、この革新の舞台をぜひとも目撃してください。