稲城市に新たなEV充電インフラが誕生
東京近郊の稲城市では、電気自動車(EV)の普及を目指す動きが加速しています。Terra Charge株式会社が展開する充電サービス「Terra Charge」は、このたび稲城市内に150kW出力の急速充電器を設置し、EVユーザーに新たな選択肢を提供します。今日ご紹介するのは、地域における充電インフラの整備状況と、今後の展望に関することです。
EV充電インフラ整備の背景
稲城市とTerra Charge株式会社は令和6年5月に「電気自動車充電設備の整備に関する連携協定」を結び、地域課題である90kW以上の急速充電器の不足を解消しています。この取り組みは、温暖化対策やカーボンニュートラル実現に向けた重要なステップです。稲城市はすでに公用車のEV導入を進めており、今後も積極的に環境への取り組みを進めていく方向性を示しています。
この連携により、EV充電の利便性が大いに向上し、地域住民や訪問者がEVをより利用しやすくなる効果が期待されています。さらに、災害時には充電インフラを無償で開放し、公用車や市民のEVを「走る蓄電池」として活用する体制も整え、地域のレジリエンス向上にも寄与します。
充電器設置場所と提供サービス
このたび設置された急速充電器は、以下の2か所にあります。
1.
複合施設ふれんど平尾 - 150kW急速充電器 1口
- 所在地: 稲城市平尾一丁目9番地の1
- 利用時間: 午前8時30分から午後9時まで(年末年始は利用不可)
- 料金: 90円/分(税込)
2.
第二文化センター - 150kW急速充電器 1口
- 所在地: 稲城市矢野口1780番地
- 利用時間: 月曜日午前9時から午後7時、火曜日から土曜日午前9時から午後10時、日曜日午前9時から午後5時(祝日・年末年始は利用不可)
- 料金: 90円/分(税込)
今後、稲城市内の他の公共施設にも計6か所に追加設置する計画が進められており、令和7年度中に実現される見込みです。これにより、充電インフラが充実し、地域のEVユーザーにとっての利便性が一層向上します。
Terra Chargeの利用方法
「Terra Charge」は、専用のモバイルアプリを通じて、EV充電器の利用が簡単にできます。ユーザーはアプリから迅速に登録し、充電スポットの検索や料金の決済が行える仕組みが整っています。このアプリは24時間365日対応のコールセンターも完備しており、EVユーザーに安心感を提供します。
Terra Chargeアプリはこちらからダウンロードできます。
企業紹介
Terra Charge株式会社は、東京都港区に本社を構え、2010年に設立され、EV充電インフラの構築を進めています。「すべての人とEVにエネルギーを」をミッションに掲げ、全国の自治体と連携して持続可能な社会の実現に寄与しています。
今後もTerra Chargeは、EV充電インフラのさらなる充実を図り、地域社会の環境意識向上に貢献していくことでしょう。
お問い合わせ
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