B2プレーオフ・セミファイナル 福岡 vs 富山
2025年5月11日、福岡にて行われたB2プレーオフ・セミファイナル第2戦。ライジングゼファーフクオカは富山ブローウィンズと対戦し、95-104で敗れた。この結果、福岡は7年ぶりのB1昇格を逃し、3位決定戦に回ることとなった。
試合結果
- - 福岡 95 - 104 富山
- - 1Q: 20-27
- - 2Q: 19-21
- - 3Q: 29-24
- - 4Q: 27-32
戦評
前半の立ち上がり
試合は福岡が「#25バーレル」の早々の攻撃で始まり、第1Qでは6-0の好スタートを切った。しかし、富山は「#11宇都」を中心に攻撃し、あっという間にリードを奪い返す。福岡は「#0會田」や「#24谷口」の3ポイントで反撃を試みたが、富山の「#1ケネディ」と「#17田中」の得点の前に苦しむ局面が続いた。その後、福岡は「#8スミス」にボールを集めるも、彼が怪我で交代。このアクシデントも響き、前半を39-48、9点ビハインドで折り返すこととなった。
後半の奮闘
後半、福岡は「バーレル」のフリースローや「ランダル」の攻撃でさらに点を伸ばす。また、「スミス」が復帰すると、その活躍でチームの流れを引き寄せ、わずか2点差に迫る。特に「ランダル」は、その卓越したプレーで49得点を叩き出し、チームの希望となる。しかし、試合の終息を逃した福岡は、最終的にターンオーバーの数に差が現れる。福岡は10本のターンオーバーに対し、富山はわずか4本。それに加えて、オフェンスリバウンドでは福岡が10本に対し富山が14本と、後手に回ってしまった。最終的に104-95で試合を落とし、セミファイナルは連敗で終わる。7年ぶりのB1昇格も果たせず、3位決定戦へ進む結果となった。
選手・監督コメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは「今回の試合は、前回と同様にトランジションとリバウンドに苦しんだ。勝機はあったが、逆転できなかった」と振り返った。また、「寒竹隼人選手」は、前半の富山のペースに苦しんだとし、特にトランジション防止が課題だったと語った。試合終了後、感情を抑えきれなかった彼は、「地元福岡に帰ってB1昇格を目指していたが、残念」と心情を吐露し、来季への意気込みを語った。最後に選手たちは、ファンへの感謝を表し、次回は嬉しい結果を届けると誓った。
福岡の2024-25シーズンはここで幕を閉じたが、来季の飛躍を期待したい。まだまだ福岡には希望が残っている。
試合の見逃し配信
試合のハイライトは
Basket Liveで配信中。