藤間勘十郎芸術監督プログラムによる舞踊の魅力
2025年6月21日、京都芸術劇場 春秋座で開催される「春秋座花形舞踊公演」が、舞踊愛好者の間で注目を集めています。この公演は、藤間勘十郎芸術監督のもと、新たな挑戦を行う舞踊イベントです。今日のクラシックから新作まで、多彩な舞踊作品が披露され、多くの期待が寄せられています。
公演日程とアクセス
舞踊公演の日時は、2025年6月21日(土)の11:00と16:00、22日(日)の11:00の計3回です。開場はそれぞれの公演開始30分前となります。場所は、京都芸術大学内の春秋座。美しい自然に囲まれた、落ち着いた雰囲気の中で観劇できます。
チケット情報
チケットは特典付きSS席が18,000円、SS席が12,000円、S席が11,000円、A席が10,000円、学生・ユース用の席は6,000円です。なお、未就学児童の入場は不可で、学生やユースの方は入場時に身分証明書の提示が必要です。友の会会員は各500円の割引が適用され、様々な特典も用意されています。
演目紹介
公演では、新たに再構成された舞踊劇『小栗判官車街道』が披露されます。この作品は、古典の「小栗判官」をテーマにし、鮮やかな舞踊が展開される内容です。さらに、舞踊の二題『華舞競歌舞伎彩』も演じられます。
『小栗判官車街道』
この新作舞踊劇では、名作小栗判官の物語を舞踊として表現します。美しい色彩を重視した演出が特徴的で、特に市川團子が務める宙乗りは観客を惹きつけます。
『華舞競歌舞伎彩』
舞踊の一部では、冬の景色の中で現れる鷺の精を描いた『新鷺娘』や、鬼女退治をテーマとした『鬼揃紅葉狩』が上演されます。それぞれの舞踊が、長唄によってより一層の魅力を持って表現されるでしょう。
出演者紹介
公演には、若手から実力派の演者が集います。藤間勘十郎、かつての名優たちの教えを受けた市川團子、さらには芳澤壱ろはや若柳吉蔵といった名前が揃っており、彼らのパフォーマンスは見逃せません。
チケット発売日について
チケットの先行発売は2025年3月11日から始まり、一般販売は翌日からとなります。お早めに予約をすることをお勧めします。
おわりに
京都芸術劇場 春秋座で行われるこの舞踊公演は、日本の伝統芸能を未来へ繋げる挑戦でもあります。文化的な背景を持つ演目が多く、古典への新たなアプローチを楽しむことができる機会です。ぜひ足を運び、魅力ある舞台芸術を体験してみてはいかがでしょうか。