日本発のフォーミュラ文化を世界に！SUPER FORMULAとKYOJO CUPが手を組む

日本発のフォーミュラ文化を世界に発信！

国内最高峰のフォーミュラカーレースシリーズ、全日本スーパーフォーミュラ選手権（SUPER FORMULA）を運営する株式会社日本レースプロモーションが、女性限定のレースシリーズKYOJO CUPを手掛ける株式会社インタープロトモータースポーツとパートナーシップを結ぶことを発表しました。この連携の目的は、日本発のフォーミュラ文化の発展とモータースポーツ業界におけるダイバーシティの推進です。好きなことに全力を尽くせる環境をもたらし、さらなる可能性を広げる意図があります。

記者発表の様子

SUPER FORMULAとKYOJO CUPの魅力

SUPER FORMULAは、イコールコンディションのマシンで展開される、性能差のないレースです。これは世界中のレーサーが公平な条件で腕前を競い合うことを可能にしています。ドライバーの自らのテクニックとサポートするチーム力が勝敗を左右する「世界最高峰のHUMAN MOTORSPORTS」として知られています。運営側であるJRPは、各選手の個性を尊重し、さまざまなプロモーション活動を通じて支援しています。

一方、KYOJO CUPは2017年に始まり、女性のためのレースシリーズとして自主的な挑戦を促進しています。今年から新たに「KC-MG01」フォーミュラマシンを採用し、本格的なレース環境を提供。女性ドライバーたちがイコールコンディションでの競争に挑むことができます。

パートナーシップがもたらす可能性

今回のパートナーシップは「ドライバーズファースト」の理念から生まれ、両団体のブランド力を高め、参加者の意欲を引き出す結果をもたらすことを目指しています。これにより、プロモーション面での連携も進む予定です。具体的には、以下の取り組みを計画中です：

1. 併催大会の実施（7月と10月の富士大会を予定）
2. SUPER FORMULA公式アプリ『SFgo』でのKYOJO CUP全戦のLIVE配信
3. 大会期間や外部イベントでのコラボレーション
4. 公式SNSやYouTubeの相互連携
5. KYOJO VITAやKYOJO KARTの優勝者への併催大会招待

これらの活動を通じて、モータースポーツの世界における女性の活躍や多様性の推進が図られます。

未来への期待

JRPとIPMSは、サステナブルなモータースポーツ業界づくりに向け、女性の活躍を支援します。将来的には、SUPER FORMULAやKYOJO CUPを目指す新世代のレーシングドライバーが増えることを期待しています。日本が誇るフォーミュラ文化が世界で注目されるために、関係者やファンと共に努力していく所存です。

株式会社日本レースプロモーション代表取締役社長上野禎久
「KYOJO CUPが女性のエンパワーメントを促進する企業としての『HAPPY WOMAN AWARD』を受賞することができましたこと、大変嬉しく思います。また、このタイミングでのパートナーシップの発表も特別な意味があります。
日本のモータースポーツは平等で自由な場であり、すべてのドライバーが自身の道を切り開ける舞台です。これからも多くの人々に夢を与えられるよう、尽力します。」

株式会社インタープロトモータースポーツ代表関谷正徳
「KYOJO CUPがスタートしてから9年、ついにこの夢のようなパートナーシップが実現したことに感謝しています。私たちの目標は、さらに多くの女性にモータースポーツの挑戦をしてもらうこと。これからも皆さんの応援をよろしくお願いします。」

この新しい道を共に歩んでいく期待で、ファンと共に、この素晴らしい文化が育まれることを願っています。