EV充電インフラが拡大
2025-10-08 15:50:31

茅ヶ崎市に新たなEV充電環境、持続可能なまちづくりを推進

茅ヶ崎市に新たなEV充電インフラが登場



神奈川県茅ヶ崎市では、持続可能な社会を目指し、EV充電インフラの整備が進められています。ミライズエネチェンジ株式会社が市と連携し、市内の公共施設となる茅ヶ崎公園野球場、市博物館、市立病院の3ヵ所に計10口の「EV充電エネチェンジ」を導入することが発表されました。この新しい充電器によって、市民や訪問者が電気自動車(EV)を利用しやすくなるだけでなく、災害時における地域の安全も確保されることが期待されています。

脱炭素社会への取り組み


この取り組みは、茅ヶ崎市が2021年に「茅ヶ崎市・寒川町 気候非常事態宣言」を表明し、脱炭素社会実現に向けた具体的な行動を見据えたものです。公共施設へのEV充電設備の導入は、環境に優しい交通手段を促進するだけでなく、市民の利便性向上にも寄与します。これにより、茅ヶ崎市の地域経済の活性化も期待されています。

充電インフラの詳細


設置される充電器の型は「チャージ2」で、認証にはEV充電エネチェンジアプリや充電カード、TOYOTA Walletなどが利用できます。出力は最大6kWで、一般的な3kWの充電器の倍速で充電が可能です。さらに、すべてのEVやPHVに対応しているType1規格のコネクタを備えており、テスラ車には変換アダプターが必要になりますが、幅広い車両に対応しています。設置された充電器は、茅ヶ崎公園野球場に4口、市博物館にも4口、そして市立病院に2口あります。

施設名 住所 充電器口数
------------------
茅ヶ崎公園野球場 神奈川県茅ヶ崎市中海岸3丁目3−11 4
茅ヶ崎市博物館 神奈川県茅ヶ崎市堤3786-1 4
茅ヶ崎市立病院(2025年利用開始予定) 神奈川県茅ヶ崎市本村5丁目15−1 2

地域コミュニティへの影響


新たに導入されるこのEV充電インフラは、単なる充電設備にとどまらず、地域の災害対策にも役立っています。災害時には充電器が無償開放され、地域住民や訪問者が不安を抱えることなく非常電源を利用することが可能となります。このように、インフラの整備が市民の安心・安全に寄与する点も大きな魅力です。

未来に向けた展望


今後、ミライズエネチェンジは茅ヶ崎市と共にEV充電環境の整備を推進し、持続可能な街作りに貢献する意向を示しています。EV充電エネチェンジは、全国に広がる充電スポットの検索機能や、ユーザーに便利なアプリを通じて、さらに充実したサービスを提供する計画です。これは、地域経済の活性化にもつながり、より多くの人々にとって魅力的な交通手段となるでしょう。

EV充電インフラは、未来の車社会を構築する第一歩です。市民が安心して利用できる環境が整うことで、EV利用者はより増加し、自然と環境に優しい社会の実現に向けての意識も高まることでしょう。これからも茅ヶ崎市とミライズエネチェンジが共に歩む未来に、期待が寄せられます。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 茅ヶ崎市 ミライズエネチェンジ EV充電エネチェンジ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。