Polar Grit X2 ProとVantage V3の最新機能を徹底解説！

ポラール新ファームウェアアップデート3.0の魅力

ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社が公開したPolar Grit X2 Pro及びPolar Vantage V3の最新ファームウェアアップデート3.0。これが登場することで、スポーツ用ウェアラブルデバイスのユーザーたちへ驚きと便利さがもたらされます。今回は、このアップデートによる新機能や利点について詳しくご紹介します。

新機能一覧

ファームウェアアップデート3.0では、以下のような新しい機能が追加されました。

1. 主要施設表示(POI)
2. スマートフォンを探す
3. トレーニング開始画面の変更
4. 時計画面の新デザイン
5. トレーニング計測中の充電
6. トレーニングサマリーの表示項目追加
7. 通知機能の表示項目の追加
8. コンパス修正の改善

主要施設表示(POI)の便利さ

この新機能によって、ユーザーは観光地や駅、レストランなどの主要な場所を視覚的に確認することができるようになりました。地図に特定の施設をアイコンとして表示したり、現在地からのルートをナビゲートすることも可能です。さらに、自分自身で任意の施設を設定することができ、よりパーソナルなナビゲーションが実現します。事前にPCで地図をアップデートしている必要がありますが、その手間をかけるだけの価値があります。

スマートフォンを探す機能

もしスマートフォンを置き忘れてしまった場合、この機能が役立ちます。スマートウォッチとスマートフォンの接続が途切れた位置をマップで表示し、迷子のスマートフォンを見つける手助けをしてくれます。この機能を利用するには、Polar Flowアプリに位置情報の永久許可を設定する必要があります。

トレーニング計測中の充電

最も注目された機能のひとつが、トレーニング中の充電が可能になったことです。長時間のアクティビティ中でも、バッテリーが少なくなったら充電しながらデータ計測を続けられます。これにより、タイムリーにデータを取得し続けながら、トレーニングを中断せずに済むのです。ただし、充電中は心拍計測が一時的に停止しますが、すぐに再開されます。

トレーニングサマリーと通知機能の充実

新たに追加されたトレーニングサマリー画面では、これまでスマートフォンやPCでしか確認できなかったデータをウォッチ上でも見ることができるようになりました。具体的には、トレーニングルートの軌跡や泳法毎のデータが表示されるため、記録の確認も容易になります。また、通知機能の設定も充実し、どの情報を受け取りたいか選択できるようになりました。

アップデート方法とポラールの背景

ファームウェアのアップデートは、Polar Flowアプリと同期するか、PCとUSBケーブルで接続することで行えます。最新機能を最大限に活用するためにも、ぜひチェックしてください。

ポラール・エレクトロは、1977年に設立されたフィンランドの会社で、トレーニング用心拍計の領域で50年近くの歴史を持っています。世界中のアスリートに支持される製品を展開し、特にその精度と性能の高さが際立っています。ポラール・エレクトロ・ジャパンは、2009年に設立され、日本国内での健康促進やパフォーマンス向上を目指した活動を行っています。