スタイロフォンが日本初上陸!『CPM DS-2 ドローン・シンセサイザー』
イギリスの有名電子楽器ブランド、スタイロフォンが新たなモジュラー・シンセ『CPM DS-2 ドローン・シンセサイザー』の国内販売を開始しました。特徴的なセミモジュラー構造を持ち、ドローンサウンドに特化した設計が施されています。これにより、シンセサイザーの世界がさらに広がることが期待されます。
遊びから創作へ進化するスタイロフォン
1968年に誕生以来、スタイロフォンはデヴィッド・ボウイやクラフトワークといった音楽の巨星たちに愛されてきました。最近では、世界最大の楽器展示会「NAMM Show」で特に注目される製品に贈られる「Best in Show」を受賞した『Stylophone Theremin』など、革新的な製品を次々とリリースしています。
このたび発表された『CPM DS-2』は、単に遊ぶためのシンセではなく、創作のための強力なツールとして成長したスタイロフォンの証といえるでしょう。新たに取り入れられたセミモジュラー構造は、既存のシンセサイザーファンのみならず、これからモジュラーに挑戦する初心者にも優しい設計となっています。
製品の魅力
本機の中心には、アナログ構成の2ボイス・ドローンが搭載されています。それぞれのボイスには個別にVCO、VCF、LFO、ミキサーが備わっており、完全に独立した音作りが可能です。スタイロフォン独自の“X-WAVE”機構によって、三角波、ノコギリ波、矩形波を滑らかにクロスフェードすることができ、ドローンサウンドに弾力性と深みを与えます。
音作りの操作は直感的で、モジュラー初心者でもすぐに楽しめる仕様になっており、上級者にはより繊細な表現が可能です。加えて、内蔵のアナログディレイやデジタル・ステレオリバーブによって、幻想的な空間効果をもたらすことができます。これにより、音楽制作やライブパフォーマンスでの表現力が大きく向上します。
拡張性と利便性
『CPM DS-2』はEurorack対応のハイブリッド構造を採用しており、背面には10ピンの電源ヘッダーを装備しているため、簡単にEurorackケースに接続できます。さらに、サイドリブ設計により、他のユニットとの物理連結がスムーズに行え、安定した運用が可能です。
UIデザインも視認性が高く、操作に迷わず音作りを楽しむことができます。また、AUX INやステレオOUT、ヘッドホン端子、12のパッチ端子が搭載されており、高度な拡張性を持っています。このため、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適応できる製品です。
まとめ
『CPM DS-2 ドローン・シンセサイザー』は、スタイロフォンの新しい挑戦を象徴するアイテムです。今後も、音楽愛好者に向けて気軽に楽しむことができる音楽ガジェットから、プロ向けのモデルまで、多様なスタイロフォンの魅力を広めていくことが期待されます。
この新製品について詳しい情報は
こちらで確認できます。音楽シーンに新たな風を吹き込むスタイロフォン、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。