江戸甲冑の魅力に触れる
毎週水曜の夜10時に放送される「冨永愛の伝統to未来」の中で、冨永愛が東京都文京区に位置する「甲冑工匠 加藤鞆美」の工房を訪れ、江戸甲冑を特集しました。この番組では、日本の伝統文化を未来へと繋ぐべく、職人の技術や思いを映し出しています。
江戸甲冑とは?
江戸甲冑は、武士が戦いの中で使用した鎧兜を、江戸時代の技法で精緻に再現したものです。初代の加藤鞆美さんが博物館での実物調査を経て、技術を磨き続けた末、現在はその後を継承する二代目美次さん、三代目拓美さんが共同で製作に取り組んでいます。
伝承の技
加藤家に伝わる甲冑の製作は、設計図が存在しないため一人一人の職人技が重要です。美次さんは言います。「父がさまざまな資料を元に、甲冑を作り続けてきたからこそ、私たちも今こうして職人として働けるのです」と。その話を聞くにつれ、工房の一つ一つの作品にどれほどの情熱が注がれているのかを感じます。
工房の中に入ると、小札(こざね)と呼ばれる小さな板を組み合わせる作業が始まります。これは「縅(おどし)」と呼ばれる工程で、加減が違うと全体の形に影響を与える繊細な作業です。冨永愛が実際にこの作業を体験する姿は、見る者を引き込みます。
冨永愛の挑戦
特に印象的だったのは、冨永が鎧の胸部を防御する「栴檀板(せんだんのいた)」を作る過程です。「図案がなくて、よくぞこの編み方を考えましたね」と驚きを隠せない冨永。拓美さんも「見た目は簡単そうですが、実際は非常に難しい」と答え、二人のやり取りには笑いがあふれました。
その後、冨永が自ら制作した栴檀板の出来栄えにも大きな期待が寄せられます。彼女は「これを飾ることで、息子に伝統を感じさせたい」と語り、親子三代の技術への敬意を示しました。
プレゼント企画も
また、今回の取材を記念して、栴檀板で作ったストラップが抽選で5名様にプレゼントされるという豪華企画も用意されています。詳細は番組内で発表されるため、見逃せません。
番組情報
「冨永愛の伝統to未来」は、全国各地でその土地に根付く伝統文化を紹介し、後継者問題や文化の未来に関する考察も行っています。4月30日(水)には江戸甲冑特集が放送されるため、ぜひご覧ください。さらに、番組の公式SNSでは冨永愛の貴重なオフショットも配信中です。
日本の美しい伝統文化が未来へと受け継がれていく様子を、共に見守り、体感してみませんか?
番組詳細
- - 【番組名】冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~
- - 【放送日時】毎週水曜よる10時
- - 【放送局】BS日テレ
- - 【出演者】冨永愛
番組の詳細は
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