アカデミー賞ノミネート『あめだま』のCG制作メイキングセミナー開催

アカデミー賞ノミネート短編アニメ『あめだま』の世界に迫る

2025年4月25日（金）、株式会社ボーンデジタルが開催するセミナー「絵本『あめだま』をそのまま動かす！奇跡のプロジェクトを支えたMaya活用事例」で、短編アニメーション部門でアカデミー賞にノミネートされた作品『あめだま』のCG制作メイキングが紹介されます。このセミナーは無料で参加でき、アニメーションの技術や制作の裏側を知る貴重な機会です。

セミナーの詳細

本作『あめだま』は、絵本の世界を基にした独自の物語を持っており、鮮やかな映像美と緻密なキャラクター設定が評価されています。この作品の真価は、原作となる絵本の魅力をどのように映像として再現したのかにあります。セミナーでは、ダンデライオンアニメーションスタジオからCGスーパーバイザーの清水剛吏氏とアニメーションスーパーバイザーの松井一樹氏が登壇し、制作に至るまでのプロセスを詳しく解説します。

特に注目すべきは、キャラクターが絵本から飛び出すように表現された世界観や、彼らの動きを生き生きと描写するためのアニメーション技術に関する部分です。参加者は、実際の制作現場でどのような工夫がなされたのかを直接聞くことができ、自らのCG制作技術に役立つ知識を得られるでしょう。

セミナーのタイムテーブル

- 17:00 挨拶
- 17:01 Autodesk Maya 2026の新機能紹介
- 17:30 『あめだま』の世界を作るセッション
- 18:10 休憩
- 18:25 キャラクターの動かし方セッション
- 19:05 質疑応答
- 19:15 ボーンデジタルからの案内
- 19:20 終了

このセミナーはリアル対面での開催となります。会場は東京都千代田区のUDXシアターで、開場は16:30を予定しています。参加定員は150名となっており、CG制作に興味がある方や『あめだま』に関心のある方には特におすすめです。

講演者のプロフィール

セミナーには、ダンデライオンアニメーションスタジオで活躍している清水氏と松井氏が登壇します。清水氏は、CGアニメーターとしての道を歩み始め、近年はフリーランスとしても活動をしています。一方、松井氏は同社で多くの著名な作品に携わり、CGディレクターとしての経験も豊富です。

「CGに興味があるけれど、どのように技術を身につけていくか悩んでいる」という方にこそ、参加をお勧めします。本セミナーでの学びは、今後の制作活動に大いに活かせるはずです。