エイチ・シー・ネットワークスの新たな挑戦
エイチ・シー・ネットワークス株式会社(HCNET)は、パラアスリートの支援を新たに始めました。会社の本社は東京都台東区にあり、スポーツを通じての社会貢献を掲げる同社は、特に困難に立ち向かうアスリートたちに共感し、2名のパラアスリートを雇用し、その活動をサポートすることを決定しました。
高井選手のパフォーマンス
ボウリングに取り組む高井康宏選手は、視覚に障がいを持ちながらも数々の大会での成果を上げています。2023年には第20回全日本視覚障害者ボウリング選手権大会でB3クラス10位を記録し、翌年に行われる大会への出場も決まっています。さらに、2024年のカンボジアオープンではB2クラスで個人戦優勝を果たすなど、次々と成果を収めています。
高井選手のコメント
「あたたかい応援をいただければ幸いです。障がいがあるからこそ挑戦できる新たな可能性に挑んでいきます。」高井選手は、視覚障がいのある方でも楽しめるボウリングの魅力を伝えつつ、自己の成長とともに社会に貢献したいとの意気込みを語ります。来年1月に香港で開催されるIBFパラボウリング世界選手権大会への出場も控え、さらなる活躍が期待されています。
設楽選手の歩み
一方、デフフットサル選手の設楽武秀選手も同社の支援を受けることになります。これまでのキャリアにおいて、数回のアジア太平洋ろう者サッカー選手権大会や、世界フットサルろう者選手権大会での優勝を収めてきた実力の持ち主です。2024年には、第20回冬季デフリンピック競技大会に挑戦するにあたり、チームとしての質の向上を目指します。
設楽選手の言葉
「HCNETでのサポートに感謝し、目指すべき世界一に向けて精進していきます。」設楽選手は、今後の活動に意欲を燃やし、信頼感と高品質なプレーを兼ね備えた日本代表を目指すと宣言しました。
企業としての責任
エイチ・シー・ネットワークスは、ITインフラ業界で40年以上にわたり確かな技術力を誇り、社会に貢献する取り組みを継続しています。ウェルビーイング経営を推進しながら、社員一人ひとりが誇りを持てる職場環境を整えており、今回のパラアスリート支援もその一環です。
「私たちは、パラアスリートの未来を共に創造し、夢が広がる社会の実現に邁進します」と、HCNETの代表取締役である田中宗氏は語ります。高い技術力で構築されるネットワークが、さらに多様性と夢のある世界を形作ることでしょう。
今後、HCNETがどのようにアスリートたちと共に未来を描いていくのか、これからの展開に注目が集まります。