セブン‐イレブン記念財団の霧多布セブンの森活動と未来の環境保護

セブン‐イレブン記念財団の霧多布セブンの森活動について

6月28日、北海道の霧多布湿原にて行われた第10回「セブンの森」整備活動は、セブン‐イレブン記念財団による重要な環境保護活動として位置づけられています。この活動は、セブン‐イレブン加盟店と本部が共に手を取り合い、地域社会とともに持続可能な未来を築くための取り組みです。

セブン‐イレブン記念財団の設立と目的

セブン‐イレブン記念財団は、1993年に環境をテーマにした社会貢献活動を目的に設立されました。その後、自然環境保護や保全事業、地域住民との連携を強化しながら、次世代に美しい自然を受け継ぐための様々な活動を進めてきました。最近では「セブンの森」と「セブンの海の森」づくりを中心に活動を展開し、地域社会との共生を深めています。

第10回霧多布セブンの森整備活動の内容

この日の活動では、湿原という貴重な生態系を次世代へ引き継ぐために、植樹や食害対策のためのネット装着が行われました。参加者たちは、協力しながら約150本の苗木を新たに植えました。特に「白樺」や「イヌエンジュ」はエゾシカに好まれるため、特別に保護カバーを設置し、しっかりと育成をサポートします。

活動現場は傾斜のある山道に設定されていましたが、参加者たちはプロのような手際で作業をこなし、予定より早く完了しました。このような作業は、自然の香りや風を感じる中で行われ、ストレス解消にもつながる貴重な体験となったと、多くの参加者が語っています。

霧多布湿原の魅力と歴史

霧多布湿原は、その美しい景観と多様な生態系で知られ、「花の湿原」とも称されています。1993年には国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されており、シーズンごとに多彩な表情を見せるその姿は訪れる人々を魅了しています。夏から秋には色とりどりの花々が咲き誇り、冬には雪に覆われる中で多くの野生動物が訪れる場所となっています。

繋がりの重要性

森の整備や保全活動は湿地や川、さらには海の環境保護にも深く関係しています。それにより、霧多布の地が豊かな生態系を育むことができ、地域の自然環境が次世代に引き継がれることが重要です。セブン‐イレブン記念財団は、これからも森や海での活動を通じて、自然とのさらなるつながりを実現し、持続可能な環境づくりに邁進していく所存です。

未来を見据えた「セブンの森」活動は、地域との共生を強め、社会全体の環境意識を高める一翼を担っています。この取り組みは、セブン‐イレブンというブランドの信念を体現するものであり、今後もさらなる発展が期待されています。