CLUB REBASE、鷺宮製作所に挑むも0-2で敗北を喫す
2025年6月13日、東京都大田区の大田スタジアムで行われた「第96回都市対抗野球大会 東京都二次予選第1代表決定トーナメント2回戦」。この試合では、CLUB REBASEが名門チーム・鷺宮製作所と対戦しましたが、0-2のスコアで惜しくも敗れました。残念ながら勝利を逃した今回の試合、次回は6月16日、同じスタジアムで「REVENGE99」との対戦が控えており、さらなる奮闘が求められます。
試合経過
試合は序盤から緊迫した展開が続きました。CLUB REBASEのエース、山﨑大樹選手は、初回から3回にかけて4人のバッターをパーフェクトに抑える素晴らしいピッチングを見せ、鷺宮製作所の強力な打線を手玉に取ります。特に彼の変化球は巧妙かつ効果的で、相手打者を翻弄しました。
一方、CLUB REBASEの打線は得点圏には進むものの、なかなか得点には結びつかず、試合は静かな立ち上がりを迎えます。両チームが互いに譲らないまま迎えた4回裏、鷺宮製作所の2番打者が四球で出塁し、続く3番打者がライト前ヒットを放ち無死一・二塁のチャンスを迎えます。そして、4番打者のセンター前適時打によりCLUB REBASEは先制点を許しました。
その後、山﨑投手は5回・6回を無失点で抑える力投を続けますが、7回には再び試合の流れが変わります。先頭の6番打者をセカンドゴロで仕留めたものの、続く7番・8番打者に連続ヒットを浴び、二死一・二塁のピンチに。この場面で登板したのはリリーフの川上投手。彼は9番打者を空振り三振に抑えましたが、1番打者にセンター前へ適時打を浴びてしまい、スコアは0-2となります。
試合が終盤に差し掛かる中、CLUB REBASEは反撃の機会を狙います。最終回の9回、先頭打者の福山選手がレフト前ヒットで出塁し、粘りを見せます。しかし、その後は鷺宮製作所のクローザーに抑え込まれ、最後まで得点を奪うことはできませんでした。
監督と選手のコメント
試合後、監督の田口蒔人氏は「企業チームとは初めての試合でした。この試合での収穫と課題は分かりましたので、プラスに考えています」とコメント。その後「チームは着実に成長しているので、次戦に向けて準備を進めます」と続けました。選手個人でも、山﨑選手は「守備陣のサポートもあり、引き締まった試合運びができたと思います。失点した部分は反省点として、今後の練習で改善していきます」と語りました。
チーム紹介
CLUB REBASEは2024年に設立された新しいクラブチームで、社会人野球の地域で成長を目指しています。元プロ野球選手や企業チーム出身者をはじめ、多様な背景を持つ選手が集まり、今後の活躍が期待されます。
次戦に向けてのチームの士気は高く、ファンからの温かい応援が不可欠です。引き続き、CLUB REBASEに注目していきましょう。