全米オープンテニス・車いす部門開幕!
2023年9月2日(火)深夜に、待ちに待った「全米オープンテニス」が車いす部門のダブルスからスタートします。日本からは小田凱人選手と上地結衣選手が出場し、彼らの戦いと意気込みをWOWOWの現地レポーター松岡修造がインタビューを通じて掘り下げます。
小田凱人選手の挑戦
小田選手は、今大会で生涯ゴールデンスラムの達成を目指しています。国枝慎吾選手からの影響や、車いすテニス界の変化についての思いを語りました。「常に変わり続ける環境の中で、プレーヤーとして新たな色を加えていきたい」と熱い言葉で意気込みを表現しました。また、2年ぶりの全米オープンへの期待感も大きく、「久しぶりにここに立つことができて本当に嬉しい」と感慨深げです。
インタビューの中で、松岡さんは彼のライバル関係についても尋ねました。ヒュウェット選手との競争や、男子テニス界の新星シナー選手とアルカラス選手のプレースタイルに感化されつつも、彼自身のスタイルを大切にしながら試合に臨むと語りました。
「自分のテニスで驚かせたい」と語る小田選手。彼の精神力と闘志は、大会での活躍への期待を高めます。
上地結衣選手の思い
一方、上地選手は2012年のロンドンパラリンピック以来、競技生活を続ける中で「終わりがない」と感じている様子です。毎試合、毎練習で自分の課題を克服しながら進化する姿勢は、観る者を魅了します。彼女のプレースタイルは戦術的であり、相手を困らせるプレーを心がけています。
上地選手は、最近のウィンブルドンや中国選手への対策についても言及し、「アジア選手の出場が増えたことが嬉しい」と語りました。自らがアジアのトップとして、引っ張っていくという強い意志も感じられます。
「勝つことでしか表現できない」と語る彼女の姿勢は、強い決意を秘めており、次回の全米オープンでの活躍に期待が寄せられます。
いよいよ始まる全米オープン
両選手ともに全米オープンという舞台での活躍を目指しており、松岡修造レポーターのインタビューを通じて彼らの思いを知ることができました。この特別な大会での彼らの戦いは、日本中に感動を与えることでしょう。
ぜひ、WOWOWの生中継で彼らの熱戦を見守りましょう!今大会の模様は8月24日から9月8日まで連日放送されています。詳細は公式サイトで確認を。