初開催!ドライバーズセミナー シニアコース
5月31日(土)、長野県須坂市に位置するドリームモータースクールイノベーションセンターにて、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)長野支部が初めて「ドライバーズセミナー シニアコース」を開催します。このセミナーは、50歳以上のドライバーを対象にした実技講習で、安全運転の重要性を再認識してもらうことを目的としています。
ドライバーズセミナー シニアコースの目的
長年の運転経験を持つベテランドライバーは、自身の運転スタイルや技量を見直す機会が少ないもの。JAF長野支部は、参加者が自身の運転に潜むクセや身体能力の変化を理解し、安全運転の重要性を再確認するきっかけを提供します。特に、年齢とともに増える身体的な変化に対応し、「安心して運転を楽しむ」方法を探ることが目的です。
カリキュラムの内容
セミナーは、以下のカリキュラムで構成されています。
1. 運転の基本
このセッションでは、車両の基本的な点検方法や運転姿勢、死角の確認など、基礎をしっかりと押さえます。
2. 見通しの悪い交差点の通過法
出会い頭の事故が発生しやすい見通しの悪い交差点について、安全に通過する方法を学びます。事故のリスクを減らすための心構えや技術を習得します。
3. スラローム走行体験
三角コーンを使ったスラローム走行を通し、ハンドル操作や車両の動きに対する理解を深めます。運転技術の向上を目指した実践的な体験です。
4. 急ブレーキ体験
急ブレーキを安全な場所で実施し、反応速度やブレーキの踏み方を確認します。万が一の事態に備えた重要なスキルを身につけます。
セミナー開催概要
この実技講習会は、2025年5月31日(土)13時から16時30分までの予定で開催されます。定員は10名、最少催行は5名で、応募者が多い場合は抽選となります。参加費用は、JAF会員および全日本交通安全協会会員が1,100円(税込)、一般の方は2,200円(税込)です。参加者は、事前にJAFの公式ウェブサイトから申し込みが必要です。
組織と支援
この取り組みは、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)と一般社団法人全日本交通安全協会が主催し、警察庁や国土交通省、長野県などの後援も受けています。また、一般社団法人日本作業療法士協会からも協力を得ており、専門的な視点からも安心して参加できる環境が整備されています。
この講座は、70歳や80歳であっても運転を続けたいと考えている方にとって、メンテナンスの重要性や運転技術を見直す良い機会です。ぜひこのチャンスを活かし、安全運転のスキルを身につけて、これからのカーライフを楽しんでください。