日本フットケアサービスとFC BASARA Mainzの提携
日本フットケアサービス株式会社(京都)は、ドイツ・マインツに拠点を置くサッカークラブFC BASARA Mainzとの間で「フットサポートパートナー契約」を結びました。この契約により、特許技術を使用したセミオーダーインソール「Dymo® Football 60」が提供され、挑戦する若手サッカー選手のパフォーマンス向上をサポートすることを目的としています。また、日本のオーソティクス技術を世界に広める試みでもあります。
FC BASARA Mainzの理念と岡崎慎司監督の役割
FC BASARA Mainzは、世界で通用する人材の育成を理念として掲げ、選手育成や組織強化に注力しています。2024/25シーズンからは、サッカー元日本代表の岡崎慎司さんが監督に就任し、ブンデスリーガ参入を目指して活動を推進しています。岡崎監督はこの提携を通じて、選手たちの成長を手助けすることに期待を寄せています。
フットサポートパートナー契約の内容
日本フットケアサービスは、20年以上にわたり足の健康を支えてきた実績を持ち、医療やスポーツの分野でインソールの開発に取り組んでいます。フットサポートパートナー契約を通じて、FC BASARA Mainzの選手たちには「Dymo® Football 60」が提供されることになります。選手一人一人の足形や動作特性に応じたインソールを作り、特に対人プレー時の安定性向上に特化しています。
Dymo® Football 60の特長
「Dymo® Football 60」は、サッカーの動作に特化して開発された競技専用のセミオーダーインソールです。個々の足部の形状や荷重バランスに応じた設計が施されており、選手の要望に応じた全60種類のベーシックパターンから選べます。このインソールは、競技の特性を考慮しつつ、高い耐久性も兼ね備えています。
インソールは、特に以下の3つの安定性機能を提供します:
1.
重心コントロール:細かなステップや相手との駆け引きで軸がぶれにくい。
2.
踏ん張り:接触時の強さが発揮しやすい。
3.
切り返しの安定性:方向転換や加速動作でのスリップを抑制。
薄く軽量で適合性の高い設計により、スパイクへの干渉も最小限に抑えています。
フットケアの広がり
日本国内での流通はフットコンサルティング・ジャパン株式会社が担当し、一般向けのDymo®インソールも展開予定です。特にアスリートだけでなく、日常生活や一般ユーザーにも利用していただける商品を目指しており、多くの方々の健康維持とパフォーマンス向上に貢献することを目指しています。
FC BASARA Mainzの未来と選手への期待
FC BASARA Mainzの岡崎監督は「この度の提携を非常に嬉しく思います。共に未来を目指して歩んでいきたい」と述べ、選手たちの成長を期待しています。一方、日本フットケアサービスの大平代表も「FC BASARA Mainzの理念と我々のビジョンが重なり、今後も選手たちをしっかり支えていけるよう努力します」とコメントしています。
この新たなパートナーシップは、未来のサッカー界を支える若手選手たちの足元を固める重要なステップとなるでしょう。モダンな技術と若手選手の挑戦が融合し、サッカーの新たな可能性を広げる期待が高まります。