福井けいりんが贈る！新VTuber『時風リン』がデビュー

福井けいりんがプロデュースするVTuber『時風リン』がデビュー！

福井県福井市に位置する福井競輪場が、今までにない風を吹き込む新プロジェクトを発表しました。それは、バーチャルコンテンツ制作を行う株式会社glowとの提携によって生まれた公式VTuber『時風リン（ときかぜりん）』です。このVTuberは、2025年9月12日から15日にかけて開催される第41回共同通信社杯競輪（GII）にあわせてデビューの運びとなっています。

『時風リン』の魅力

『時風リン』は、元競輪選手の父を持つ女子大生「涼風（すずか）」と、福井競輪場のバンクに宿る神格「トキちゃん」が融合した独特な存在です。このキャラクターは、クールな思考と情熱的な心を併せ持ち、福井けいりんの世界に新たな風を届けます。通常は明るく前向きな性格でありつつ、真面目なステージでは「トキ」の意識が現れ、理性的な一面が顔を出すという二面性を持っています。

「涼風」は、民俗学を学ぶ20歳の大学生。かつて福井競輪のトップ選手だった父親を持ち、幼少期には不思議な少女「トキちゃん」との出会いを経て競輪場へ戻ることになります。この思い出が、彼女と神格の共鳴を生み出し、VTuberとしての活動を決意するきっかけとなったのです。

トキちゃんとは？

「トキちゃん」は福井競輪場に宿る付喪神(ツクモガミ)のような存在で、朱色の髪留めが特徴的。彼女は「涼風」にしか見えず、明るく無邪気な性格を持っています。バンクの改修に対する不安を抱えつつ、爽やかな笑顔で涼風を支えます。

デビュー企画の詳細

『時風リン』のデビューにあたって、9月12日(金)より特設サイトが開設され、キャラクター設定やデジタル漫画が公開されます。特に注目なのは、涼風とトキの重なりを描くファンタジーストーリーが展開されるデジタル漫画です。この作品は第41回共同通信社杯競輪期間中に、3話一挙公開される予定です。

さらに観客を楽しませるため、福井競輪場では様々なイベントも行われます。VTuberボイスによる場内アナウンスや、特設ブースでのARパネル設置、レースアタック映像に時風リンが登場するなど、観客にインタラクティブな体験を提供します。

福井競輪場と株式会社glowについて

福井競輪場は1950年に開設され、毎週日曜日には初心者向けのガイダンスコーナーが設けられるなど、地域に密着した運営を行っています。また、福井市のシンボルマークである不死鳥にビジュアルを纏い、毎年7月には不死鳥杯(GIII)が開催されるなど、地域の競輪文化の発展に寄与しています。

株式会社glowは、「リアルとバーチャルの融合」をテーマに様々なVTuberプロダクション事業を展開しています。自社IP『学窓ハクメイ』の運営や、他のVTuberキャラクターの制作など、独自の観点で広がるグローバルな展望を持っている企業です。