スペシャルオリンピックス日本 ユニファイドサッカー交流試合について
名古屋のサッカーチーム、名古屋グランパスが12月6日(土)に豊田スタジアムで特別なイベントを開催します。それは、明治安田J1リーグ第38節 アビスパ福岡戦の試合前に行われる「スペシャルオリンピックス日本 ユニファイドサッカー交流試合」です。この交流試合は、名古屋グランパスの若手選手であるU-15チームと、スペシャルオリンピックス日本・愛知のアスリートたちが協力し合い、共にサッカーを楽しむことを目的としています。
ユニファイドサッカーとは?
ユニファイドサッカーは、知的障害を持つアスリートと、その障害を持たないパートナーが同じチームとなり、互いに学びながらプレーする形式のサッカーです。この取り組みは、スポーツを通じて挑戦し合うだけでなく、お互いの理解を深め、より開かれた社会の実現に寄与するものです。
イベントの概要
当日は、午後11時から30分間、名古屋グランパスU-15の選手とスペシャルオリンピックスのアスリートたちが5対6の混合チームで試合を行います。この交流試合は、両チームにとって学びの場であると同時に、観客にとっても感動的な瞬間となることでしょう。また、試合の解説はスタジアムDJのYO!YO!YOSUKEさんが担当し、試合をさらに盛り上げてくれます。特別ゲストとして、ラジオDJのやまだひさしさんも登場し、スペシャルオリンピックスの魅力を伝えるセッションが予定されています。
スペシャルオリンピックスPRブース
スタジアム内では、スペシャルオリンピックスのPRブースも設置されます。ここでは来年6月に予定されている「第9回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・東京」のアスリートへの応援メッセージを募集中。参加者にはオリジナルメモ帳のプレゼントもありますので、ぜひ立ち寄ってアスリートたちを応援してください。
名古屋グランパスとスペシャルオリンピックスの関わり
名古屋グランパスは、過去においてもスペシャルオリンピックスと数多くのイベントを共催してきました。2004年には長野で冬季大会の聖火ランを行い、2008年からはサッカーイベントを始めとし、様々な形で支援を行ってきました。今年の試合も、その一環として位置付けられています。
このように、スポーツの力を利用した社会貢献の一環として位置付けられるユニファイドサッカー。名古屋グランパスが展開する取り組みを通じて、サッカーがすべての人々をつなぐ力を持っていることを実感できるでしょう。皆さんもこの特別なイベントに参加して、忘れられない思い出を作ってみてはいかがですか?