小学生に起業家精神を育む特別授業
2025年12月8日、東京都新宿区に本社を置くPestalozzi Technology株式会社の代表取締役社長、井上友綱氏が市原市立辰巳台東小学校にて特別授業を行いました。この授業は小学生たちにアントレプレナーシップ、つまり起業家精神を育むことを目的に実施されました。対象となるのは小学3年生から6年生で、約45分間のプログラムが組まれました。
アントレプレナーシップ教育の意義
アントレプレナーシップ教育は文部科学省の推進するプログラムの一環で、子どもたちが自分の意見を考え、行動する力を育むことに焦点を当てています。この教育を通じて、子どもたちは将来、社会貢献を意識した行動ができるようになります。
授業の流れ
授業は午前の3時間目(10:05〜10:50)と4時間目(11:00〜11:45)に分かれて実施されました。まず、井上氏は「アントレプレナーシップって、なんだろう?」と子どもたちに問いかけました。この問いに対し、彼は「新しいことにチャレンジして、周りを良くすること」とシンプルな定義を提示し、難しい言葉を使わずに進行しました。
授業はインタラクティブな形式で進められ、例えば「起業家はお金持ちの家に生まれている?」や「小学生でも起業家になれる?」といった◯×クイズが行われました。すると、子どもたちは自然と笑顔を見せ、手を挙げていく様子が見られました。
講師の体験を通じて
授業の中で、井上氏は自らの原体験を語り、子どもたちにメッセージを伝えました。彼はかつてアメリカンフットボール選手としてNFLに挑戦しましたが5年間の努力の末に夢は叶わなかったと告白します。しかしその経験が、今の起業や教育活動にどのようにつながっているのかを率直に語りました。この経験を通じて、子どもたちに「失敗から学ぶことの大切さ」を伝えたかったのです。
身近な課題に取り組む
授業の後半ではグループワークが行われました。子どもたちは自分たちの周りにある「不思議・不便・不満」をテーマに考え、意見をまとめて発表しました。「否定しない」というルールのもと、一人ひとりが自由に考えて意見を出し合う様子は、非常に活気にあふれていました。
最後のメッセージ
授業を締めくくった井上氏は「大切なのは『行動し続けること』」と力強く伝えました。好奇心を持ち、自分の考えを大切にし、実行することがアントレプレナーシップには不可欠であると教え、子どもたちに自身の可能性を信じることを促しました。このようにして、45分間の授業は無事に終了しました。
井上氏の情熱と子どもたちの熱意が交わったこの特別な授業は、参加した生徒たちにとって大きな刺激となり、今後の成長につながる貴重な経験となったことでしょう。今後もこのような教育が広がり、さらなる未来のリーダーが育つことを期待しています。