福山潤の朗読劇
2025-07-05 20:28:03

福山潤の“一人朗読劇”が東京初演!独身作家の物語

福山潤が一人で奏でる物語



声優の福山潤が主演する一人朗読劇『作家、46歳、独身』が、2025年7月4日から6日まで東京で、続けて7月11日から13日まで大阪で公演されます。この作品は、福山がこれまでのキャリアの中で温めてきたアイデアを実現させたもの。プロデュースは彼自身が信頼を寄せる岡本貴也が手掛けています。

この朗読劇は“いわゆる一人舞台”とは一線を画し、福山潤が独りで90分間、数々の役を演じ分け、観客に語りかけるスタイルを取っています。公演初日前の取材会で福山は、「自分が一人で朗読劇をやるという発想がずっとあった」と自らの思いを語りました。約2年前からこの企画を温め、岡本に持ちかけたのだそうです。

二人の楽しい掛け合いの中で、福山は「普段の声優としての仕事で派手な作品は沢山やっているので、今回は地味でも日常をリアルに描きたい」という意図を明かします。それに対し岡本は笑いながらツッコミを入れ、二人の信頼関係が伺える瞬間となりました。

東京公演の開幕



公演初日のフォトコールでは、冒頭の20分が披露され、観客にその内容が強く印象付けられました。物語の舞台は、ふとした日常の中で起こる出来事を基にした作家のストーリーです。福山が描く主人公は、おもむろにコーヒーを片手に現れ、過去を振り返りながら淡々と語り始めます。「あのね、こんな1日だったんだ」と語りかけるその姿からは、彼の心の内や人柄が自然と表出しています。

この朗読劇では、主人公が自らの過去や思いを語ることで、観客との対話を試みています。しかし、語りかける相手は誰なのか、その正体は最後まで明かされません。福山は「淡々とした日常を表現することで皆さんの心に届けばいいな」とフィードバックを求めました。

福山潤の演技の魅力



福山の持ち味である流れるようなトークは、朗読劇でも存分に発揮されています。取材会では、福山がどのように役を演じ分けているのか、台本表示の工夫についても語りました。事前に稽古で台本を持つ予定だったが、それに違和感を覚え、岡本との相談のもとでパソコンに台本を表示しスクロールしながら演じるスタイルに切り替えたそうです。これにより、よりリアルな仕草とストーリーの流れが生まれました。

福山は自身の体験とあわせて、岡本の実生活に基づくエピソードをどう演じるか悩みながら、公演にむけた稽古を積み重ねた結果、より深い共鳴が生まれたのです。

公演情報



『作家、46歳、独身』は福山潤の一人朗読劇として特別な体験を提供します。公演は東京と大阪の計5日間、各地での観客の心に触れることを目的としています。特に、意外性に富んだ演出と、観客との距離感を大事にした舞台作りが、国境を越えて共感を生むことでしょう。観客にとって、衝撃的な体験になることは間違いありません。

まとめ



稽古を重ねてきた福山と岡本は、この作品を通し、真剣に、かつ楽しみながら「朗読劇の新たな形」を追求しています。東京公演が無事に開幕し、観客との対話が生まれたことに、二人はさらなる期待を寄せています。これからの公演に、ぜひご期待ください!


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 福山潤 朗読劇 作家

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。